わろてんかのあらすじの第四十二話です
わろてんかのあらすじの第四十二話です
何とかお客さんが来るようになった風鳥亭。
おてんちゃんの実家のりんちゃんからも結婚したというお手紙が来ました。
おりんも祝言上げたって、喜ぶおてんに、御寮さんが、あんたらも頑張らんとな。
妹に先越されたままではあかんで。
はよ、寄席を盛り上げて、藤岡屋への借金をかえさなあかんし、北村屋の名前も宙に浮いているし。
それにしても、経営の道はキビシイです。
まだ若い二人、おてんと籐吉には経営は無理なのでしょうか?
たしかに、寺ギンの芸人派遣でお客が来るようになりました。
でも、寺ギンに支払う七分の約束の金がきついです。
支払いを減らすには売上を減らすしかありません。
売上をなかったことにすれば、支払いは少なくて済みます。
たとえば、売上が一番あった日。
キースが寺ギンに払う前に、売上を持って飲みに行こうとします。
万丈目も一緒。
売上のネコババですね。
キースと万丈目は、売上を除外して、その七分を支払えばええんちゃうか。
確かにそうですけど、そんなこと寺ギンは承知の上。
「売上が上がってくるとごまかすやつが出てくる」と突然の不意打ちの集金にやってきます。
キースを見て、寺ギンがごまかした金出せって言うと出し、万丈目が寺ギンに飛べって言われて飛びますと、お金の音がジャラジャラしますし。
売上をごまかす手もダメです。
そこで、おてんちゃんが、「お客さんの回転がよくなればもっと良くなるのに」と軽い気持ちでいいますと、
ええ手がおまっせ。
と亀井が言います。
寄席の中で火鉢をガンガンに炊いて、寄席を暑くして追い出す方法。
同じ芸人を何度も出して、お客さんを飽きさせる方法。
お客さんは亀井の思った通り帰っていきます。
ただし、二度と来なくなってしまいます。
もしかして、亀井さん、これやって寄席潰したんちゃう?
とおてんと藤吉が話していますと、
時すでに遅し、亀井のいう通りやった風鳥亭は、一気に閑古鳥が鳴き始めました。
亀井は寄席を潰す名人なのでした。
あほー
家に帰って御寮さんに怒鳴られたおてんと藤吉。
「せっかく来てくれたお客様を追い返す商売がどこにあるんや!」
「目先の利益に目がくらんで、大切なものを失ってしまう、商売の素人がよくやる失敗や」
「悪い評判は、すぐに広まりまっせ」
「信用は商売の基本や、それを忘れるなんてもうあんたらには任せておきませんな」
そう御寮さんがまくしたてますと、「貸し!」とおてんから、半纏を取りますと、颯爽と身にまとい、わてがやる!
「明日から覚悟するんですやな!」
と啖呵を切った御寮さん。
ついに、船場のごりょうさんが立ち上がりました。
腕一本で船場のごりょうになった、伝説のお人です。
さあ、明日から寄席の立て直しです。
それでも、おてんちゃんは、本物の商売が勉強できると大喜び。
今までは見よう見まねで寄席の女将の真似事をしていただけです。
始末屋の御寮さんが加わった風鳥亭、商売を舐めてる奴らは・・・どうなっても知らんで~
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