わろてんかのあらすじの第三十話です
わろてんかのあらすじの第三十話です。
長屋にやってきた北村屋一行ですが、初日から大変なおもてなしです。
おもてなしはみんな売れないとは言え、芸人。
何かしらの芸を持ってます。
まずは役者のアサリさん。
おしろいを塗ってコウメ太夫みたいな感じ。
怪力の岩さんは、くるみを割ります。
そして万丈目は、後面が持ち芸。
それぞれ自己紹介代わりに披露しても、笑うのはおてんちゃんと藤吉だけ。
肝心の御寮さんは、笑うどころか、厳しい表情を崩しません。
どうやら、芸人と御寮さんとは合わないようです。
御寮は、食事の席で、おてんと藤吉に言います。
「で、それからどうするの?」
「寄席をやります」
「まだそんなこと言うてるの」
「頼むお母ちゃん。半年でええ、いやいや三月でええ」
そうやってお願いします。
一月や、ひとつきやってあかんかったら、きっぱりあきらめるんやで。
寄席をやるには、まず、箱が必要になります。
てんはどこぞの軒先かりて、はじめてたらええんとちゃう。
いやいや、やっぱ、小屋を探さんと、寄席とは言えないで。
ほな、小屋を探しまひょ。
その日から、寄席を売っているところを探すてんと藤吉でした。
けれども、寄席を売ってるところなんて、あらしまへん。
むしろ、寄席を見ながら、藤吉は、日本一の席主になるんや、って決意を改めます。
そのまま、長屋に戻りますと、芸人たちがいましたんで、寄席を探しに行ってきたって報告しますと、みんな大笑いです。
寄席やて。
そんなもの売ってますのんか。
そもそも、ゼゼコ(お金)がありまんのか?
そう言われた藤吉は、お金はないので、毎日の売上から支払って行こうと思ってるんや。
ほう。
それならできるかもしれませんな。
よっしゃ、わてらもさがしまひょ。
その夜、てんと藤吉が二人きりでいますと、なにやら妙な気分になって、みかんを取る手が触れて、そのまま握って、合体か?ってところで、御寮さんが入ってきて、もうねますよ。
布団は川の字。
ですが、川の字の真ん中は御寮さん。
まだまだ、藤吉とおてんとの結婚は、認めていないようです。
さて、季節はお正月。
長屋の連中は、草をもちに見たてて、餅つきをしています。
そのそばを通った御寮さん。
草をついている芸人を見て、なにしてますの?
ご覧の通り、もちついてるんだす。
ただ、ゼゼコがないから、もちの代わりに草をついてるんです。
こうすれば、草餅になるかも~(笑)
ならへんて(笑)
御寮さんもやりまへんか?
わては結構だす。
しかし、お餅の代わりに、草をつく始末屋が気に入ったのか、御寮さんが珍しく芸人たちに絡んできます。
それはついた草に塩をかけて食べている芸人を見た時。
御寮さんは、始末するならまず、その塩からでっせ。
わてなら、梅干しを使います。
梅干しの方が塩より高いやないですか。
芸人が反論しますと、御寮さんは、わてなら、梅干しをじっと見て、つばを出します。
そして草餅に見立てた草をたべ、草餅を食べたつもりになって、すませます。
これがほんまの始末の極意だす。
・・・ほな、ごめんください。
うーん、鈴木京香さんの御寮さん、本当にいいなー。
ケチケチの芸人も、うわー、わしらも負ける始末屋さんや。
って、感心してしまいます。
年が明けても、寄席を探しているおてんと藤吉。
ある日、おてんの鼻緒が切れた場所に、小さな祠があったので、
そう言えばわしら、初詣していなかったな。
といいまして、初詣します。
どうか、いい寄席が見つかりますように。
その御利益か、ちょっと目立たないところに、寄席があったのです。
こんなところに寄席があるわ。
人通りも少ないし、これは、端席やな。
でも、気になるな~。
この寄席。
正月やっていうのに、こんなに暇そうであれば、やすう借りれるかも知れんしな。
そう藤吉がつぶやいてますと、声がかかります。
おまんら、何をごちゃごちゃいうてるんや。
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