わろてんかのあらすじの第十九話です




わろてんかのあらすじの第十九話です。

[ひよっこ] ブログ村キーワード

京都から大阪に行ったてん。

てんは籐吉について大阪の船場に向かったのでした。

実は籐吉は北村屋の番頭に、お母ちゃんの具合が悪い、と聞かされて急いで帰ってきたのです。

でも、扉を開けてみるとびっくり、満面の笑みでお母ちゃんが籐吉を待っているではありませんか。

しかも、お嫁さんの楓さんも紹介される始末。

なんと、すでにお嫁さんも決まってたんですね。

そのお嫁さんは楓さんに気に入られています。

北村のお母さんは、旦那さんを亡くして、女一人で切り盛りしてるやり手のおかみさんなんです。

大阪では御寮さんというんです。

御寮さんに憧れているんですぅ・・・臆面もなくいう楓はおてんちゃんにとって、強烈なライバルです。

一方のおてんちゃんは、京都のいいとこの出。

もともと大阪とは肌があいません。

大坂は太閤秀吉が開いた商人の街。

京都はお公家さんのすむ雅な街。

北村のお母ちゃんは、太閤秀吉のような立派な人になって欲しいと、長男に藤吉郎と名付けたくらいですから。

しかも、籐吉と駆け落ちしてきたふしだらな娘。

北村のお母ちゃんは言います。

駆け落ちなんて、はしたない。

そうです、当時は恋愛結婚なんてもってのほかなんです。」

結婚とは家と家で決めるもの。

そこに個人の趣味趣向は一切ありません。

でも、籐吉とおてんは、まさに恋愛結婚です。

しかし、おてんも負けません。

絶対に北村のお母ちゃんの信頼を得て見せると気合が入ってます。

その頃、家出された藤岡屋では、りんのお婿さん取りの話が出ています。

藤岡屋のお母さんは、りん、本当にいいの?

と言います。

りんは、前にも言った通り、お姉ちゃんの代わりに私がお婿さんを取って、藤岡屋を継ぎます。

ときっぱり言います。

藤岡儀兵衛は、奥さんから、りんがお婿さんを取ってくれるということを報告を受けます。

ついでに、「てんはどうしてるかしら」と聞かれると、「てんは、もう藤岡屋の子ではない。だから何をしていようがそんなことは知らん。たとえ、のたれ死んでも、この家とは関係ない」って言います。

儀兵衛もそうは言いながら・・・結構心に、てんのことを想ってる風に言います。

そりゃ、家族ですもんね、父娘ですもんね。

でも、てんのことが心配は母は、おトキに頼み事をします。

おトキ、ちょっとお願いがあるの・・

・・・管理人の予想では、おトキにちょっと斥候(スパイのこと)を送り込むのではないかと思います。

あるいは、北村屋のところに、何か女中としてでも入って、陰でてんを支えるとか。

何かあるかもね。

さて、お話は今度は再び、北村屋に戻ります。

北村屋ではやっと御寮さんとてんが話ができるようになりました。

話と言いましても、面接みたいでした。

まず、お名前は?

藤岡てんです。

好きな食べ物は?

よく聞き取れなかったのと、かしわと、なにか。

取り柄は?

笑うこと。

簡単な面接試験でしたが、御寮さんの閻魔帳には、①教なまり、②ぜいたく、③アホという評価が書き込まれていました。

それでも、てんは、事情を説明し、何とかこの藤岡家においてほしいと言いますと、御寮さんは言います。

わかりました。

ここにいてもよろしい。

ただし、女中としてですよ。

jochu

あーあ、ついにてんは女中になっちゃうのか?

そして女中がすむタコ部屋連れて行かれます。

あなたはここにすむのよ。

でも、籐吉は許せません。

てん、こんなところに帰ってきた俺がまちがいやった。

でも、てんは言います。

いいの、私ここにいたいの。

ということで、女中になるおてんちゃんなのでした。

だけど、御寮さんのお気に入りのお嫁さんの楓さんは、てんに旦那の籐吉のことなんかなんとも思っていないって言うし。

籐吉にとってどっちの嫁さんがいいのか?

本当に自分の息子のためにどっちの嫁がいいか?

考えますと、まちがいなく、籐吉にはてんがお似合いなんですけどね。

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