わろてんかのあらすじの第十六話です
わろてんかのあらすじの第十六話です。
籐吉が匿われていた蔵で、とうとう儀兵衛に見つかってしまった。。
きっかけは藤吉のことを好きなリリコが、儀兵衛にチクったことです。
「お前らどういうつもりや」
籐吉、キース、てん、妹のりん、お付きのトキに向かって、こいつらを座敷にひったてい!
と裁きの時に使うようなセリフで、儀兵衛が命じます。
座敷に座らされた被告ならぬ、籐吉やキース、そして藤岡屋のてん、りん、おトキ。
まず、儀兵衛が口を開きます。
儀兵衛は、「リリコとか言う女から、ここに男が隠れているということを聞いた」といいます。
やっぱり、リリコがチクったのね。
ドラマ見てれば、リリコがチクったことがわかるのに、ちゃんとセリフで言わせるところが、NHKの朝ドラらしいです。
そして儀兵衛はまず、籐吉に尋ねます。
「お前の名前は?」
籐吉が応えます。
「北村藤吉です。本名は北村藤吉郎です」
「家はどこや、何をしてるんや」
「大阪、船場の米問屋の長男です」
「長男?商家の長男やったら跡継ぎの勉強をせなあかんときに、こんなことやっとってええんか?ええか、てんにどんな思いで近づいたか知らんけど、てんは婿をとって、この藤岡を継ぐんや」
と儀兵衛はピシャリと籐吉に言います。
それでも、てんは、籐吉と儀兵衛の間に割って入り、言います。
私は家を継ぐ決意をしています。
それでも、儀兵衛は許さず、てん、蔵に入って頭を冷やせ!
と再びくらに入れられるてんなのでした。
くらに入る前に籐吉を見た目の中に涙を籐吉が見ました。
くらに入ったてんに食事を運ぶのが、まず、お母さん。
お母さんは、女同士、気持ちがわかります。
てんに聞きます。
あの人やろ、手紙の人。
てんはうなずき言います。
幼いころは、あの手紙の主にあこがれてました。
しかし、私は長女の身。
お家を継ぐために忘れることにしました。
でも、偶然籐吉に再会して、いっぺんは彼のこと嫌いになったのに、いつの間にかほっぺがかたまってしもうた。
ほっぺが固まった?
そう、てんは笑えなくなった自分をほっぺが固まったと表現したのです。
てんのお母さんは、てんから笑顔がきえてしまったことにとっても心配しています。
一方、藤岡屋から開放された籐吉、キースは、リリコとキースは、京都を出ようと言いますが、籐吉は京都に残るって言い出します。
「さっきおてんちゃんが泣いていた・・・」
そう言って京都に残ります。
今度、儀兵衛に京都で見つかったら腕をへし折られかねない、勢いだったのに、京都に残るって。
つまり、おてんちゃんのことが好きになってしまったんですね。
でも、商家の長男・長女同士、普通なら絶対に結ばれることはありません。
さて、その夜、てんがくらにいる時に、籐吉がやってます。
藤吉に、「大阪に帰ったんじゃないの?」といいます。
籐吉は、「京都でやり残したことがあるんや」って言います。
やり残したこと?
それは多分、てんを連れて帰ることでしょうか?
でも、まだ、わかりません。
そうこうする内に、風太がやってきます。
慌てて蔵を去る籐吉です。
その後、風太がやってきて、ご飯を食べないてんに、まんじゅうを半分あげます。
また次の日、籐吉がやってきて、蔵の格子越しに、柿を渡します。
格子越しのデート。
ああ、ロミオとジュリエットのバルコニーでのデートを彷彿させるシーンです。
お互いに柿を頬張りながらとっても幸せそうです。
でも、両家ともに商家。
商家の長男と商家の長女の結婚は、当時ありえないことです。
いわば、タブー。
両家が反目していいたロミオとジュリエットのシチュエーションにとっても似ています。
でも、ロミオとジュリエットは結ばれますが、最後は悲劇に終わります。
でも、この籐吉とてん。
お笑いをテーマにしたストーリーなので、結ばれても泣き笑いの人生が続き、悲劇で終わるなんて考えられませんね。
わろてんかの松坂桃李君のダメ男ぶりが、うまいですね~(^^♪
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タグ:あらすじ, わろてんか, ロミオとジュリエット, 第十六話
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