わろてんかのあらすじの第十七話です
わろてんかのあらすじの第十七話です。
籐吉はまだ京都にいます。
祠の近くで浮浪者のように寝ています。
寝てるところに来たのが、風太。
風太は何を言いたいのでしょうか?
風太は、藤吉に、フラフラして芸人でもない、米問屋の長男に、こんなことしてて恥ずかしくないんか?
俺は、米問屋では役立たずなんや。
そういう籐吉に、じゃあ、芸はできるんか?
と突っ込む風太です。
芸もダメ、実家の仕事もダメ、そんな甲斐性なしにおてんちゃんを守れるのか?
そういう風太は、名にし負う藤岡屋の手代という立派なお仕事があります。
風太にそう言われると、惨めなダメ男の籐吉君、返す言葉がありません。
でも、実は籐吉にはやらなければならないことがあるんです。
それは今は売れない芸人でも、いつか売れる芸人になりたい、高座に立ちたい、舞台に立ちたい、そんな野望があるんです。
だから、ボロを纏い、食うや食わずの生活をしていても、籐吉の目はキラキラしてるんです。
今、頑張ってる無名の芸人たちと同じです。
この籐吉とてんは、後に吉本興業を創るから、夢は大事にしなくてはいけません。
芸はだめでも、笑いに対する情熱は、才能がない籐吉は誰にも負けないものを持っているのでした。
全然舞台でウケない籐吉ですが、ただ一人、大笑いをしてくれたのがおてんちゃん。
てんちゃんは籐吉の唯一のご贔屓さんなのでした。
そのてんちゃんは、蔵に閉じこもったまま、笑いがすっかり消えています。
てんから笑顔が消えると、藤岡屋も暗くなります。
おばあちゃんは、藤岡屋の跡取りであるてんがこんな状態では、先が思いやられる。
まるで天照大神のようにこもってばかりでは。
そう天照大神は、天之岩戸に隠れて、閉じこもっていましたね。
天照大神は太陽神ですから、太陽が隠れると、日食。
世界が暗くなります。
天照大神が天岩戸をでたきっかけは、岩戸の外で飲めや歌えのどんちゃん騒ぎでみんな大笑いして楽しそうにしていたから。
天照大神は外が賑やかで楽しそうなので、何が起こってるの?と、そっと岩戸を開けてしまったのでした。
てんちゃんは蔵という岩戸の中。
そこに夜な夜なやってきては、ギャグと食べ物を持ってくる籐吉。
でも、てんの心は、閉ざされたままです。
ある満月の夜、チョコを持ってきた籐吉は、てんちゃんの前で、石川五右衛門を演ります。
それは前もてんちゃんにウケた演目。
今回もウケました。
あの泥棒ヒゲのような口の周りのチョコが、またまたてんちゃんのツボに入ったのです。
そのころ、風太は、伊能栞のところに行き、お願いですから、婿に来てくださいって懇願しています。
伊能さんが婿に来てくれないと、てんちゃんはあの泥棒芸人のところに行ってしまう。
今日もおばあちゃんが言ってました。
「てんは跡取りとして頼りない。いっその事、りんを跡継ぎにしたらどうか?」
そんなことを言ってました。
それを聞いて焦った風太。
何とか栞に婿に入って欲しい。
でもね、栞くんは風太くんの魂胆を見抜いてます。
君は、おてんちゃんのことが好きなんだね。
僕が婿に入れば、てんちゃんは、藤岡屋をでなくてすむ。
ずっと一緒にいられる、そう想ってるんじゃないですか?
うらやましいですね、そこまで好きになれる人がいるのは・・・
伊能栞くんもなかなかの人物ですね。
でも、てんのことを好きなのは籐吉も一緒。
その籐吉、蔵にはしごで上り、てんに向かい合っています。
ギャグをしててんを笑わせました。
さて、見事、てんを笑わせた籐吉も、大喜びです。
そしててんの笑い声は、藤岡屋にも届き、てんの笑い声、久しぶりやわ~。
もともとてんちゃんは、生来ゲラで、笑い上戸だったんですけどね。
やっと笑顔になったてんですが、その時、はしごから籐吉が落っこちて、儀兵衛に捕まってしまいます。
今度京都で見つけたら腕をへし折るだけではすまへんで。
そう儀兵衛に言われていた籐吉。
ついに蔵の前で捕まってしまいました。
万事休すです。
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