わろてんかのあらすじの第五話です




わろてんかのあらすじの第五話です。

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夜な夜なお酒を飲んでいたのは化け猫ではなく、お父さんの儀兵衛でした。

なぜ、お父さんがお酒を飲むようになったのか?

それはパーティーを台無しにした私のせいに違いない。

そう思ったてんは、妙に沈んでるてん。

化け猫はお父さんやろ。

そう言ったのは、母のしずさん。

しずさんは知っていたのでした。

お父さんが深夜、お酒を飲んでるところを。

やっぱ、夫婦ですね。

で、言葉を続けます。

お父さんはな、ドイツと取引したいんや。

そういうのは、お母さんのしずさん。

お父さんは新一のために、ドイツのいい薬を輸入したいんや。

ますます、取引をダメにしたのは、私のせいやとおもうてん。

居ても立ってもいられない風で、てんはドイツさんに風大と一緒にお詫びに行きました。

その頃、お父さんは新一のところにいます。

新一、どうや?

お父さんは、病床の新一に声を掛けますと、大丈夫です。

こんな病気なんともあらへん。

化け猫やないけど、さっさと退治して、お父さんが安心して、隠居できるように立派になってみせます。

そんな気丈に振る舞う新一に、ホロリとなる儀兵衛さんでした。

また、今度は儀兵衛のところに、てんがやってきて、泣きながら謝ります。

お父さん、ごめんなさい。

儀兵衛:何があったんや。

風大が、ドイツさんのところに行ってきました。

儀兵衛:なんやと?

要は、ドイツとの話がうまく行かなかったのは、私のせいやっててんは誤ってるのです。

儀兵衛はなんちゅうアホなことをしたんや、って言いながら、ズカズカ台所に向かいます。

どうしたの旦那さんという声を尻目に、日本酒を取り出した儀兵衛。

sake

儀兵衛は、台所で、日本酒をどんどん捨てています。

日本酒を全部捨てたあと、「これで化け猫はいなくなった、てんが化け猫を退治してくれた」、とてんに向かって言います。

「おおきに」

で、てんのわろたらあかん、というルールも取り消し、てん、これからは笑ってもええで。

さて、折しもくすり祭りも最終日になりました。

みんなでお祭りに行きますと、例の日本一の旅芸人、北村藤吉が舞台に出てました。

舞台は俄。

にわかは、歌舞伎の名場面をいじる当時のコントのことです。

そこに北村藤吉演じるのは猪。

端役ですが、それでも、出るところを間違えるという失態です。

大ブーイングの籐吉を見て、てんは何か違う、と思います。

あの人は、全国で活躍している芸人だって言ってたのに。。。

せっかくのお笑いを見に来たのに、籐吉の失態を見て、笑うに笑えなくってボーゼンとしているてんなのでした。

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