わろてんかのあらすじの第十一話です
わろてんかのあらすじの第十一話です。
藤岡屋の店の経営が傾き、跡継ぎの新一が倒れ、藤岡屋から笑顔が消えました。
すっかり静まった店のお台所で、楽しそうに歌って料理しているのは、てん。
暗い事件が続いている今こそ、ゲラの私が救ったる。
そんな意気込みでしょうか?
でも、一旦傾きかけると、どんどん物事は悪い方に進むもの。
実際に、藤岡屋は悪い方、悪い方に進んで行きます。
暗い藤岡屋を訪ねてきたのは、伊能製薬のご主人です。
藤岡屋は、伊能製薬の跡取りとてんを結婚させ、何とか店の立て直しを目論でいます。
そのために、お店にはてんの結納の品がたくさん、所狭しと並べられています。
その品々を見ながら、伊能さんは、「結納のはなしはなかったことにしてもらえまへんか」と言います。
どういうことでっか、と儀兵衛。
藤岡屋の神戸の倉庫が火事になったと聞き、さらに手形の取り立てでぎょうさん人が集まったことも聞き。
そやけど、娘の気持ちも考えんと、と儀兵衛。
うちを出しにつこうてもろては困るんや。。。
最後に伊能はそう言い切って、てんとの結婚話は、破談になります。
これは痛い。
藤岡屋としては、最後の資金調達の道が閉ざされた。
そんな感じです。
万事休す。
儀兵衛は、藤岡屋を潰したんはわしのせいや、と書き置きしどこかに消えます。
それからお店は蜂の巣をつついたように大騒ぎ。
儀兵衛さんがいない。
大ダンさんがどこにもいない。
まさか。
実は、儀兵衛は、物置小屋にいました。
縄で輪を作り、宙にぶら下げ、今は首を吊ろうとするその時。
てんが入ってきて、お父ちゃん、何をしてるの?
そうや、旦那さん、何をしはるんや?
お父さん、自殺なんてやめて。
藤岡屋のことなんて、もうどうでもええんや。
風大や奥さんや、おばあちゃんの声が響きます。
そうして押し合いへし合い、何とか、首吊りを阻止します。
よかったよかった。
でも、儀兵衛は不満です。
みんな何しとるんや。
わしは、てんの結納をここにしまおうとしていただけや。
ええー?
そのための縄と輪。
この輪に荷物を引っ掛けて、結納をしまおうとしていただけや。
一同( ゚д゚ )ポカーンとする中、急に、てんは笑いだします。
するとそれに釣られて、一同。
大笑い。
旦那さんが責任をとって、首くくった事件が、一転、笑いの事件に変わりました。
その笑い声は、療養している、新一の耳にも届きます。
動物の中で笑うのは人間だけや。
人間は金や地位や名誉を争い、あまつさえ戦争もしてしまうあほないきものや。
つまり自ら追い詰めている動物や。
だから笑いを必要としてるんや。
辛いときこそ笑いが大切なんや。
新一は、今度、お父ちゃんを笑わすのは、てん、お前の仕事やで。
と言ってあります。
藤岡屋の大ピンチの状況を、てんが救った。
このことが嬉しい、新一なのでした。
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