わろてんかのあらすじの第十八話です
籐吉は、蔵に閉じ込められているてんを笑わそうと、はしごで天窓に登り、そこからギャグを飛ばしていました。
最後の持ちネタは、石川五右衛門の大見得。
その持ちネタはいつもてんのツボに入って大笑い。
しかし、はしごから落ちてしまった籐吉は、ついに儀兵衛に見つかり、捕まってしまいます。
そして、お白州ならぬお座敷でさばきを待ってます。
裁くのは、もちろん、儀兵衛。
儀兵衛は、座らせた籐吉に向かって、「覚悟はできているんやろうな?」
と言いますと、おてんちゃんのおかげで決心が固まりましたって答える籐吉。
決心?
何の?
訝る儀兵衛に対し、籐吉は、
「おてんちゃんを俺にください」
って言います。
儀兵衛は、確かあんたんとこは米問屋の長男やゆうたな。
米問屋はどないするんや。
言いますと、籐吉は返します。
実家には帰りません。
芸もきっぱりやめます。
つまり、てんの婿になって、藤岡屋に入るということ。
(実際には、籐吉の実家にも許可を貰わなきゃいけないので、そんなこといきなり言われても信用できません)
そして、てんに向かって、俺についてくれば、苦労もするだろうけど、一生、わらわしたるわ。
そうやって、てんの目をまっすぐに見つめるんです。
俺は、芸の夢も諦める。
これは、俺の最後の芸や。
とここで、最後の芸を披露します。
演し物は、太神楽。
傘の上で品物をくるくる回す芸ですね。
これは、籐吉が練習していたものの、全然ものにならなかったものでした。
でも、芸人の夢をきっぱりと諦めるため、最後の芸を披露します。
回すのは、ます。
おてんと一緒になって、おてんをますます笑わせたい、一生笑わせたい、そんな決心を芸に込めたのでした。
芸は見事に決まり、おてんの家族から拍手が起こります。
松坂桃李くん、頑張りました。
さて、一人だけ笑わなかったのが、儀兵衛です。
あほんだら、何が、最後の芸や。
お前なんかに、てんはやれん。
と言って突き放しますが、そこで、てんも籐吉にミカタしてお願いします。
「お願いします。籐吉さんと一緒になりたい、ならしてください」
儀兵衛は、てんのお婿さんに籐吉を入れる気はさらさらないんです。
と言うか、相手の商家から見れば、籐吉は長男。
なので、常識的には、婿に出すはずがないんです。
でも、籐吉は、婿に入るようなことを言う、とてもこいつの言うことは信じられない。
しかし、こっちも口が裂けても、てんを嫁に出すとは言えない。
そこで、出てきた言葉が、
「てん、お前がこの男と一緒になるんやったら、金輪際、お前は藤岡屋とは関係ない。
親でもなければ、子ォでもない。
勘当や」
という言葉。
つまり、好きにしろ、そのかわり、親子の縁を切るということなのでした。
でも、裏を返せば、そんなに好きなら、駆け落ちしろって言ってるみたい。
本当にダメなら、蔵に監禁しておけばいいわけだから。
でも、たとえ蔵に監禁しても、てんの笑顔がなくなるだけ。
やはり、てんには笑顔が似合う。
笑顔にさせるには、この男(籐吉のこと)が必要なのではないか。
でも、藤岡屋の亭主としては、ここで妥協するわけにはいかない。
そんな葛藤の中から、出てきたセリフが、勘当なんでしょうね。
そして、その夜、籐吉と一緒に大阪に旅立つてんなのでした。
てんは、最後、両親に挨拶します。
その挨拶を聞いている鬼の儀兵衛も、涙が光ってました。
まさしく鬼の目にも涙。
大阪に着いた籐吉とてんは船場の北村屋に向かいます。
先日、お母さんが病気と聞いていた籐吉。
大阪に帰る理由の一つにそれもありましたが、北村屋に着きますと、元気に母が出て来るではないですか。
つまり、籐吉を北村屋に帰すための方便と言うか、結局は仮病だったんです。
母の仮病にも驚いた籐吉でしたが、その母から、「あんたの許嫁、紹介するわ、こちらかえでさん」
なんと、婚約者の紹介までされたのでした。
う~む、となると・・・京都から付いてきたてんはどうなる?
σ(-ε-` )ウーン
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