わろてんかのあらすじの第三十六話です




わろてんかのあらすじの第三十六話です。

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さていよいよ藤吉の寄席の準備です。

芸人仲間が集まり、いつ開店するんやって藤吉に迫ります。

藤吉は、できるだけ早くオープンしたいんやが、といいます。

でもな座布団運びとか、探さなあかんしなって言いますと、

そんなお金ないでしょとおてんが言います。

当分はおザブを運ぶのもお茶お運ぶのは私がやるさかい・・・っておてんが言います。

そのお座布団はどこにあるんやと言った芸人がいます。

座布団置き場には、座布団が一個もあらしまへんで。

え?驚く一同です。

ざぶとんがないと、板の間でお客は座れまへんで。

ほな、湯呑みはあるんかいな。

客に出すお茶の湯呑みや。

おてんと藤吉が首を横に振りますと、ないんか?

ほな、煙草盆は?

傘は?

なんもないんか?

一同コケます。

おてんと藤吉が家でそろばん弾いてます。

座布団とか湯呑みは100は必要やな。

と藤吉が言いますと、それを聞いていた御寮さんが

「200や」

って言います。

湯呑みは欠けるさかい、200は必要やと。

そして、商いは最初が肝心やと、船場のごりょんさんらしく、藤吉・おてんに気合を入れます。

きばっとくれなはれ!

早く儲けて、北村の名前を復活させてください!

それまでは北村屋の名前は使わせませんよ。

早速、寄席のための道具をかき集めます。

万丈目の奥さんの歌子さんがいい情報を見つけてきました。

お店をたたむ料亭の前で、座布団が山のように積まれていたっていうんです。

その情報を頼りに、早速、その料亭に行ってみるおてん。

やはり、狙い通り格安価格で座布団を譲ってもらいました。

ただし、中には傷物の座布団もありましたので、そこはおてんちゃんが直すということで話がまとまります。

他にも湯呑みや煙草盆やなにやら安う譲ってもらえるかも知れんので、もう一度行ってくるわ。

って料亭に引き返していきます。

おてんちゃんもやる気まんまんです。

一方の藤吉は番組作りにかかっています。

番組とは、芸人の順番、演し物などを決めるプログラムのこと。

トリは誰、とか。

でも、寄席の場合トリは落語と決まってます。

そこで、落語家を探しに行く、藤吉です。

そして戻ってきました。

落語家、みつかったで、と芸人仲間に伝えます。

泉家玄白さんや。

そこそこ有名な方で、うちみたいな端席に来ていただけるなんて、すごいことや。

そう芸人仲間に言いますと、なんやトリは落語か。

しゃあないな、そしたらもたれは、わしがやったるわって万丈目が言いますと、おてんがもたれって何?って聞きます。

もたれって言うのは、トリの前の、実力ある芸人が出て来る場やって藤吉が説明します。

プロレスではメイン・イベントと前の、セミ・ファイナルってところですね。

落語がメイン・イベントで、万丈目がセミファイナルってこと。

せやけど、藤吉が言います。

まだ、お前らに頼むとは言うてないで。

そこで、おほん、と万丈目が言います。

「ほな、ここらへんで、はっきりさせとこか」

わしも忙しい身や。

と虚勢を張ってます。

本当は、暇な芸人です。

本心は、寄席に出してほしくて仕方ないのです。

藤吉は、「そやなー」ってじーっと考える振りをして、十分ためて、

「お前らなしにはこの寄席かんがえられへんわ」

藤吉は席主になっても、偉ぶらないで、仲間のことを考えてくれる良い奴なのでした。

そのことに感激する万丈目たち。

思わず藤吉にハグします。

キースが、歌子さんに、前祝いや、一本付けてや。

熱燗

歌子さんはおかんを持って、「取らぬ狸の皮算用!」って踊りながら出てきます。

すると、そのおかんをおてんが取り上げ、

これはうちたちからのささやかな贈り物ですってみんなにお酒を振る舞います。

寄席といっても、裏方から芸人まで、色々な人をミカタにしなければ運営できません。

藤吉にはいい仲間がいます。

それを大事にするおてんちゃんなのでした。

夜、おてんと藤吉は家で、寄席の名前を考えてます。

おてんは北村屋の名前を使いたかったのですが、御寮さんが反対しています。

そこで、藤吉にもらった小鳥のお守りを見せて、このお守り振ると笑いのような音なりますやろ。

そやから小鳥亭というのはどう?って言います。」

藤吉は、小鳥亭ではなんや小さくまとまりそう。

そんなら鳥は鳥でも、極楽鳥はどうだ。

ビューンと飛んで極楽に行く鳥やって言ったあとで、あかん、あの世に行ってまう。

そう言うとてんが、そんな大層な鳥でなくてもええ。

鳥のように風にのって大阪じゅうに笑いを届けたい、そんなんでええんとちゃう?

決まったな、と藤吉は言います。

風鳥亭や。

そこに御寮さんが来て、てんの着ている着物を見ながら、あんた初日にそんな着物でではるつもりか。

いくら質にいれたからってそんなボロはないやろ。

これ、わてが若い頃着てた着物を質から出して、あんたように仕立て直しておいた。

これ着て、寄席の初日を気張り!

さすが御寮さん、抑えるところはしっかり抑えていますね。

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