わろてんかのあらすじの第四十三話です
わろてんかのあらすじの第四十三話です
いよいよ御寮さんの登場です。
船場のごりょんさんが、寄席の経営を仕切るんです。
わては寄席のことはようわからん。
けどな、商売のことは一緒や。
船場の北村屋、商売の家訓が3つあったやろ?
とおてんに言います。
まず、始末。
お金は徹底的に節約し、ここぞという時に生きた銭を使うんですね。
次に才覚。
どこに商いのチャンスがあるか見極めること。
人のやらんことを人より先に始めること。
三番目に算用。
算用とは、帳尻を合わすだけではありません、損して得取れ。
そういうことだすな、おてんの言葉にごりょんさんもうなずきます。
目先の儲けばかり考え、大切なお客を失う、しょうもない商売人のやるこっちゃ。
まずは、失ったお客さんの信用を取り戻すことです。
そのために知恵をどんだけ絞れるか、それがあんたの仕事でっせ。
そういう御寮さん。
さあ、風鳥亭の再建が始まります。
暑気払いに寄席はいかがですか?
夕涼みに寄席はいかがですか?
とうちわでお客を入れるおてんと御寮さん。
お、べっぴんさんがうちわで扇いでくれるのかいな。
寄席、なんぼや。
10銭、頂きます。
夕立、お客の下駄を磨くおてん。
どろどろに汚れている下駄を磨いてます。
お客さんは帰る時、喜びます。
御寮さんも、亀井さんも、藤吉も手伝います。
藤吉は鼻緒も付け替えます。
これでお客さん喜ぶやろ。
そしたら又、ここに来ようと思う、そんなもんや、と御寮さんが言います。
こんな努力が実って、徐々にお客さんが戻ってきました。
ある日、今日は蒸し暑うてかなわんわ。
おてんは、用事を頼まれます。
ひやしあめ、買うてきてくれんか?
ひやしあめとはしょうがと水飴の飲み物。
2銭ほどです。
これはいいかも。
早速ひやしあめを仕入れます。
これなんだんねん。
御寮さんは、ひやしあめをうることに賛同。
そうか、ひやしあめの場内販売か?
亀井が言うと、そうだす。
お茶なら1銭、ひやしあめなら2銭。
たしかに儲かります。
もったいないなあ。
御寮さんは場内だけでなく、場外でも売ったらよろし。
ひやしあめを買いに来たお客さんを寄席に呼び込むんや。
これが御寮さんです。
知恵は絞って絞って絞り尽くすんや。
ある日、ひやしあめを買いに来たお客さん。
あんまり冷っこないなあ。
そういうお客さんがいました。
そんなー。十分に冷たいのになー。
キースと万丈目に氷を入れたお茶を出すおてん。
氷をとって、ほっぺたに塗りたくるキース。
あ、これや。
客寄せに涼しそうに見せる方法を見つけました。
それは大きな氷の上で、ひやしあめを転がすことでした。
大きな氷の上でひやしあめを転がすだけでとっても涼しそう。
何しろ大阪の夏は暑いですからね~
その涼しそうな風景を見て、あっという間に黒山の人だかり。
それを見た御寮さん、おてんちゃんに、
知恵絞りましたな。
と珍しく褒め、さらに、集まったお客さんを寄席に入れることを忘れずに・・・ってしっかりアドバイスします。
さて、風鳥亭の前の繁盛ぶりを見て栞がやってきます。
すごいアイデアですね。
おてんを褒めながら近づいてくる栞。
栞は、マリアの恋という洋画を輸入したと藤吉に話します。
藤吉もおてんも、関心しきりです。
でも、とっても仲良さそう。
仲良さそうな2人を羨ましがる栞。
そして栞は、藤吉に言います。
しばらくおてんちゃんを貸してくれ。
藤吉:冗談やろ?
栞:本気だ。
おてん:本気でいってはるの?
さあ、人妻を借りて栞は何を考えてる?
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