わろてんかのあらすじの第六十五話です
わろてんかのあらすじの第六十五話です。
団吾が風鳥亭のお抱え芸人になってからと言うもの、風鳥亭は絶好調。
天満の本店ほか、遊郭のあった松島、そして庶民の街玉造の各支店もフル回転しています。
おりしも大正の好景気の時代です。
そういや大阪には大正って駅もありましたね。
つまり風鳥亭は絶好調なのです。
それでも、これだけ支店が増えますと、番組作りを一手に引き受けている藤吉は大忙し。
寄席を回して行くには、午前12人(組)、午後12人(組)の合計24人を毎日回していく必要があります。
それが3店舗で、72人。
いくら団吾が人気者とは言っても、団吾は一人。
後は、キース、アサリ、万丈目、ガンちゃんの4銃士。
残りは寺ギンの差配に頼るしかありません。
ある日、風鳥亭で頑張ってた曲芸士の佐助が、足をケガしました。
芸人が足をけがしても、笑いに変えることは可能ですが、曲芸士となりますと、こんどは出番がなくなってしまいます。
曲芸が出来ない曲芸士なんてありえないですもんね。
実は、曲芸士の佐助は、寺ギンから派遣されてきた男でした。
佐助のケガの話は、早速寺ギンのところの、風太の耳に届きます。
早速、女を侍らせて、酒を飲んでいる寺ギンのところに行きますと、寺ギンは何?佐助がケガをした?
どこの小屋や?
風鳥亭です、風太が応えますと、
ふむ。
なら、誰かコマ回しでも、風鳥亭に回してやれや。
と応えます。
それでええんですか?
風太が言いますと、じろりと見た寺ギン、ええで。
といった後、「そや風太。佐助の借金を取り立ててくれや」
佐助に寺ギンは、前貸し金をようさん貸してたのでした。
その金を取りに行ってこいって。
そんな殺生な。
ケガしてこれから治療せないかん曲芸士は、今は当然、収入0。
そんな人からお金を取るの?
風太にはとてもできそうもありませんね。
風太は、寺ギンから預かった証文を持って、佐助のところに借金の取り立てに行きます。
出てきたのは佐助の奥さんでした。
佐助の家は、子どもが4人おり、生活に行き詰まって、寺ギンからギャラを前借りしていたのでした。
その借金は何度か溜まって、この証文になったのです。
ところが、佐助がケガをしまったら、払うものもありません。
佐助の奥さんから、なんとか待っておくれって足下で泣かれると、人の言い風太は何も言えないんです。
集金できないまま、引き上げますと、奥さんはその足で風鳥亭の藤吉やおてんに金の無心に行きます。
佐助さんは寺ギンさんのところの芸人さんやろ。
まずは寺ギンさんにまず相談に行くのが、筋ではないですか?藤吉が言いますと、
確かにそうなんですけど、その寺ギンから返済を迫られているなんて言えないんで、
すんません。
お邪魔しました、と帰っていきます。
同席していたおてんは、たまらず、奥さんを追いかけ、少しばかりのお金を渡し、これはかえさなくていいお金です、子どものためにつこうておくれ、って奥さんに渡します。
一方、リリコは栞の活動写真に出ています。
撮影も好調です。
銀幕のスターへの道を進み始めてます。
そこに伊能栞が来てリリコにクランクップした時の花束を持って行きますと、
リリコは知らん顔。
そこで、栞は、「新作の撮影は来週からだよ」って念を押しますと、
「大阪に帰って考えるわ」
っていうので、栞は┐(´~`)┌ ヤレヤレって顔しながら、
「契約があるだろ」
「そんなん知らーん」
まあ、リリコらしいですね。
女義太夫だって売れかけてたのに、やめちゃったし。
仕事に興味ないのかな?
リリコに手を焼いてる栞は久しぶりに藤吉のところで飲んでますと、
ある構想を話します。
大阪の一部を住宅街にして、その中心に活動写真館を置くというもの。
壮大な構想で、今のショッピングセンターと映画館が複合施設になったようなものをイメージしてるんでしょうね。
その壮大な構想に、リリコは必要だと力説します。
しかし、その大きすぎる計画も、失敗すれば、一文無しです。
栞も一か八かの勝負に出てるんですよ。
そんな時、長屋の外では、ドロボーという声がして、藤吉たちが出てみてみると、捕まったのがなんと芸人のアサリでした。
アサリ?
どうした?
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