わろてんかのあらすじの第四十七話です
風鳥亭も1周年になりましたので、一周年興業を開催します。
それで京都から藤岡屋の女将さんのしず(おてんのお母さん)が来たのでした。
しずは袂に儀兵衛の写真を入れて来ています。
寄席が始まりますと、袂から写真を出し、娘の作った寄席で見てます。
その写真にしずが声をかけます。
「あんた、わろてはりますか?」
声かけられた写真は、鬼の儀兵衛と言われた男ながら・・・笑っているように見えました。
一周年には寄席の立役者の、伊能栞も大量のお祝いの樽酒を贈ってきました。
さすが栞くんや、やることがすごいって藤吉が感心しています。
藤吉と栞、すっかり友達です。
藤吉とてんは席主と席主の女将として舞台で挨拶します。
「笑いにはとんでもない力があります。辛いことがあっても希望につなげる力が笑いにはあります。疲れた時、嫌なことがあった時、ぜひここに来てわろてください」
きっと皆様の力になるはずです!と藤吉はいつもの主張を口上として述べました。
演説はばっちりです。
藤岡屋のしずも、北村屋のごりょんさんも、感心して聞いています。
別室で、しずさんとごりょんさんが話しています。
しずが言います。
うちのおてんを仕込んでくれてありがとうございます。
先程高座にあがったおてんを見て、立派になったことを嬉しく思ったしずが言いますと、
「いいえー、教えられたんわ、わての方だす」
とごりょんさんが応えます。
え?
その意味がわからなかったしずはきょとんとしていますと、てんと藤吉が入ってきて、
なんぞ用でっか?
って部屋に入ってきます。
ごりょんさんは風呂敷から、北村屋の家訓を書いた額を出して、
北村屋は、「始末・才覚・算用」この3つを家訓にしてきて、わてもしっかりこの3つを守ってきた。
けど、おてんは、雨でもないのに下駄を磨いたり、芸人の世話をしたり、人に一生懸命尽くしてきた。
それを見ていて、人は財だと言うことに気づいた。
だから、人財という文字を書いた半紙を出して、3つの家訓に加えて言います。
北村屋の家訓に人財を加えたい、と言います。
そして、こんな大事なことを教えてくれたてんに感謝し、さらに、免許皆伝や。
と言います。
つまり、ごりょんさんの免許はおてんに与えたと。
もう十分にごりょんさんとしてやっていけると船場のごりょんさんが言ったのです。
「あんたはこの寄席の立派なごりょんさんや」
ついにごりょんさんがおてんを認めるときが来たのです。
そして、藤吉との結婚も認めます。
早速始まった祝言には、藤岡屋のしず、風太、そして伊能栞も参加し、挙句の果てに新開地に逃げていたアサリも出て、みんなで祝います。
角隠しをした葵わかなちゃんが妙に大人っぽく見えました。
さらに、風鳥亭を会社にするのに、藤吉が決めた社名は、北村笑店。
北村の名を入れることにごりょんさんも賛成しました。
ただごりょんさんも、この家を出ていくと宣言。
なんか知り合いがアメリカにいてそこに世話になるとか。
ごりょんさんが時々見ていた絵葉書・・・あの絵はがきはそれだったのですね。
アメリカに行ってもう一旗上げるそうです。
がんばりますねえ。
御寮さんらしい決断です。
アメリカでも天秤棒担ぐ、気合がまだまだありそうですね♪
さて、さらに1年後、2人に子どもが生まれました。
めでたしめでたし
にはまだまだならないですよね。
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