わろてんかのあらすじの第五十二話です
わろてんかのあらすじの第五十二話です。
ついに堪忍袋が破裂したおてん。
奥さんの堪忍袋が切れますと、次に来るのがだんまり作戦。
藤吉は、このだんまり作戦に本当に困惑してしまいます。
たとえば食事の席でも、藤吉がおかわりしようと
「おかわり」と言いましても、
「・・・・・」とだまってご飯をよそって出すだけです。
このだんまり攻撃はつらい。
だんだん家にいることも辛くなってきます。
翌日藤吉が仕事にでかけようとして、印鑑を探してました。
「おてん、印鑑どこや」
でも、だんまり攻撃は継続しています。
なので、おてんちゃんは、藤吉に直接話さないで、亀井を通じて話します。
「亀井さん、戸棚にあるって言って」
すると亀井は
「戸棚ですって」
と藤吉に伝えます。
「戸棚のどこや」
って苛ついた藤吉が言いますと、
今度は亀井が、てんに
「戸棚のどこやって言うてはります」
またてんが亀井に戸棚の三番目の引き出しだすって言いますと
それを聞いた亀井が藤吉に伝えます。
亀井が藤吉とおてんの通訳みたいな役をやってるんです。
なんと馬鹿らしく、時間の無駄なんでしょ。
それほどおてんの気持ちは曲がってしまったのでした。
見かねたおトキが藤吉に向かって諭します。
藤吉さん、おてんちゃんがなんで怒ってるの？
しらんがな。
藤吉さんは仕事ばっかり。
前はしゅんやをおぶって三人で働いてたときは楽しかった、そうおてん様は思ってるんですよ。
でも、籐吉には藤吉の言い分があります。
けどな、今は新しい寄席を手に入れるのに、精一杯なんや。
もう少しの辛抱なんや。
あれあれ、当分、夫婦の溝は埋まりそうにありませんね。
しゅんやの子守をしているリリコがおてんに言います。
あんたら夫婦、大丈夫？
あんたらが仲直りせんと、風鳥亭、あかんようになるで。
実はおてんはリリコにしゅんやを預けていることだって面白くないんです。
内心では、ほんまはあんたのせいや、くらい思ってるのでしょうか？
風太は相変わらず寺ギンのところに出入りしてます。
そして、寄席を回ってます。
ある日、寄席で子どもたちが腹を抱えて笑ってる姿を見ました。
その子らの前には、コンビの芸人がおりました。
「おれらの子どもの時分には、寄席なんて盆と暮れぐらいしか行けなかったのに・・・」
そう考え、寺ギンの家に戻り伝えます。
「ええ、芸人、見つけました。子どもたちが腹抱えてわろてるんだす」
何？子ども？
へい、これからは子どもがぎょうさん寄席に来ると思います。
なので子どもをターゲットにした芸人を集めたらどうでっしゃろ？
よっしゃ、その芸人、早速買うてこい。
と寺ギンが言い、さらに、
「お前も、見る目ができたようやの」
風太は寺ギンのところで、芸人をスカウトする仕事をしていたみたいで、やっと寺ギンに認められるようになったようです。
その見る目は、風鳥亭で使えばいいのにね。
寺ギンに褒められて上機嫌の風太が歩いていますとリリコがやってきて、
「あんた、上機嫌やな」
って近づいてきます。
「あんた、寺ギンのところにおるんやろ。何が狙いや」
とリリコが言いますと、風太は、
「余計なお世話や。お前こそなんでおんねん」
しゅんやの面倒を見て、藤吉の歓心を買おうって気か？
と言いますと、リリコも負けていません。
「あんやは昔からおてんちゃんのこと好きやったからな。
あんたと私は似た者同士や」
というリリコ。
それにしても広瀬アリスちゃんが出ると・・・一気に華やかになるわー。
もっとリリコの出番増やして、早く風鳥亭の看板芸人しておくれ。
そして、栞と藤吉。
結婚生活がうまくいかない悩みを栞に語る藤吉。
家族を大事に思っているのに、
そういう藤吉に、なら早く帰ってあげればいいのに。
栞はそう言いますと、帰りにくいんや。
たしかに毎日、だんまり攻撃では帰りにくいです。
お前は結婚してないからわからんのや。
そういう藤吉に、栞は、
取り返しのつかないことになる前に、手を打った方がいいよってアドバイスします。
次の日、やっと寄席の契約がまとまった藤吉は喜んで風鳥亭に帰ってきますと、
おてんは相変わらずだんまり作戦。
その態度に苛立っている時、寺ギンが入ってきます。
寺ギンが入ってきたので、寄席をもう一つ増やしたので、芸人をもっと送ってほしい
ということと、木戸銭を五分五分にしてほしいって藤吉が寺ギンに頼みますと、
寺ギンが、おもろいこと言うやないか？
って言いながら、そや、うちの新しい衆、紹介するわ
って入ってきたのが、風太でした。
風太の登場に一同びっくり。
さあ、明日はどうなる？
Related posts:
↓
にほんブログ村
最近のコメント