わろてんかのあらすじの第二十九話です




わろてんかのあらすじの第二十九話です。

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おてんちゃんは、藤吉に言います。

「そんなに芸が好きならそれを商売にしたらよろしい。」

は?

「笑いを商売にしたらどうです?」

は?

「2人で寄席をやるんです」

「寄席?」

geinin

「そう、寄席を始めるんです。私は今まで笑いに救われてきました。だったら世間にはこういう人がたくさんいると思うの。この間の一膳飯屋でも笑いがあったし、だったらもっと気楽に来てもらえる寄席を作ってみたらどう」

「そやけど、寄席なんかできないよ。米屋が寄席をやるなんて聞いたことないで。」

藤吉が言いますと「そんなの分かってる。これから始めるんや。全部失って裸一貫の今だからこそ、できるんじゃないの?」

そうやっておてんちゃんは、藤吉の手を握ります。

そうなると、人を笑わせることの情熱だけは、持っていると自負している藤吉も、だんだんその気になってきます。

そして御寮さんに相談に行きます。

何?

寄席をやる?あほなこといいないな。

そんなもん、やめなはれ。

おてんの申し出に御寮さんが烈火の如く怒ります。

商売をあもうみたらあかん!

とぴしゃり。

そして藤吉に向かって、言います。

「まさか、あんたまでこんなアホな話に乗ってるんやないやろな」

藤吉郎はしばらく考えて、俺に寄席をやらしてくれ!

俺は人を笑わしたいという情熱だけは、日本一だと思ってる。

その情熱を寄席につぎ込みたいんや。

お母ちゃんが北村屋に精魂込めていたように。

その口上を聞いて、ドキッとする御寮さんなのでした。

藤吉郎は続けて言います。

お母ちゃん、頼む、最後のお願いや。

お願いします。

仕方ないという顔をしながらも、なお、わては認めへんでって突っ張る御寮さんなのでした。

もっとも御寮さんにとって、認めるも認めないも、「老いては子に従え」じゃないけど、藤吉郎たちについていくしかなかったのでした。

さて、いよいよ、北村屋を出て行く日、父の借金をきれいにし、藤吉郎が作った借金もきれいにし、手元に当座の資金と、引越し代を残した北村母子とてんは最後の晩餐です。

今日は1日でも15日でもないのに、お魚付きの豪華な食事です。

食事には、御寮さん、おてん、藤吉郎の他、藤吉郎の姉も来ています。

久しぶりに家族水入らずの席です。

そこでおてんちゃんは御寮さんに言います。

「御寮さんも一緒に来られませんか?貧乏するなら賑やかな方がいいです。また、私、御寮さんにもっと学びたい」

そう言いますと、御寮さんは呆れたように、そんなこと言うたって、あんたらすむところも決まってないんやろ。

ちょうどその時に、万丈目がやってきて、住まい見つかりましたで。

なので、御寮さんは、御寮のしごとは女中の何倍もきつい仕事やで。

おてんちゃんは、「大丈夫です。

私はまだまだ御寮さんに学びたい。

だから教えてください、鍛えてください。

私たちは必ず北村の名前を復活させて、みせます。」

わかった、そこまで言うんなら、あんたらが北村の名を復活させるのをしっかり見届けてもらいます。

いよいよ、北村屋を引き渡す日、御寮さんは神棚に向かって、「わてを信じて任せてくれた北村屋を潰して申し訳ありません」って土下座し謝る御寮さんです。

家の掃除をして、部屋を出ますと、万丈目の紹介してくれた住まいに向かいます。

その住まいは売れない芸人長屋。

なんかコウメ太夫みたいなやつとか、色物満載の雰囲気にてんは嬉しそうですが、藤吉は恥ずかしそう、そして御寮さんは、なんか毛虫を見るみたいな顔。

ここで、暮らすなんて、楽しそう(^^♪

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