わろてんかのあらすじの第五十七話です




わろてんかのあらすじの第五十七話です。

[わろてんか] ブログ村キーワード

食堂でさんざん食べて落語をしてやろうという男。

その男が自称団吾師匠。

実はその男がお夕の旦那さんでした。

よりによって団吾師匠の名を語るとか。

団吾師匠の素顔を知ってる藤吉は「この男は団吾師匠やない」って指摘しますと、回りから、ほな食い逃げか?警察呼べの大合唱です。

kuinige

芸人の中にはこの間賽銭泥棒を疑われたのがいたので、こんなんがおるからわしらも疑われるんや。

そこでおてんがここは私が払いますさかいと話しをまとめますと、ぼちぼち事情がわかってきます。

お夕が、この人は、噺家なんです。

と言います。

それなのに、なんであんなことしたの?

と聞きますと、そりゃ、腹が減ったから。

でも、賽銭泥棒をしてないよね。

してないわ。

そんなやり取りがあった後、ドサ回りをして団吾師匠の名を語って、噺をしてたみたい。

お夕は、団吾師匠よりも、芸がおもろいと本気で信じています。

でも、団吾師匠に傾倒してる藤吉はにせ団吾を許せません。

おてんが勘定を払ったこと、長屋を紹介したこと、寄席に使おうとしていることはが気に入らないようです。

今日はもう寝るわ。

翌日、藤吉は起こされ、第三回団体交渉が始まります。

今回の団交では、芸人に加え、おてんが加わります。

おてんからの3つの要求がでました。

一つ、朝の食事は親子三人で一緒にすること。

二つ、ぐちはタメずに、その場で吐き出すこと。

三つ、一日一回、家族三人で笑うこと。

でも藤吉からは結論が出ず、芸人との交渉もまとまりません。

挙句の果ては、キース・万丈目・アサリは、ストライキを決行します。

「これから先、我ら三人は風鳥亭に出入りしません!」

あーあ、大事な芸人にも裏切られてしまいました。

さてその晩。

おてんが一人で内職してますと、長屋に伊能栞が訪ねてきました。

おてんの表情を見て、疲れてるね。

相変わらずおてんには優しい態度です。

「ご亭主は?」

と尋ねますと、おてんは、

「藤吉さんはいません。どこぞのお座敷でしょう」

藤吉はいませんが、上がってらしたら、って勧めますが、栞は、

おてんちゃん、疲れてるみたいだから、今日は遠慮しとくよ。

早く休んだら?

と言って帰りますと、帰り道に藤吉に会います。

栞は藤吉に、こんなところで何をしてるんだって聞きますと、

「家に帰りにくい」って本音を言います。

「なら飲みに行こうか?」って言ってるところに、リリコも出てきて、

「あんたら何しとる?」

そういうわけで、藤吉・栞・リリコの三人で飲みに行くことになりました。

まず栞は活動写真のアイデアを披露します。

タイトルは、乙女の囁き。

今までの活動写真とは違って本当の女優を起用したいって言ってるんです。

初期の活動写真の女性は、歌舞伎の女形が演っていたそうです。

今で言う、梅沢富美男さんとか、阪東玉三郎さんとか。

ああいう女形が、女性として映画にでてたそうです。

確かに、映画が輸入されてきて、日本映画を創るとなれば、日本の演劇の源流は歌舞伎ですからね。

歌舞伎を映画に取り入れるのも不思議ではありません。

それを、今の映画のように、できるだけ自然体の女性を使いたいって言うのですから栞のアイデアも斬新です。

藤吉がそれを聞き、リリコに、

「お前、ええんちゃうか?」

「ないない。私、演技なんかしたことない」

でも、栞も、「いやー、あるよ。一度カメラテストだけでも受けてみないか」

栞も乗り気です。

女義太夫で名を上げたリリコは、今度は活動写真の女優としてデビューするのでしょうか?

三人で飲んで盛り上がった藤吉は、寄席で寝てますと、

「席主!」

と起こされ、「今日はお夕さんの旦那さんを連れてきましたので、一度芸を見とくれなはれ」

そうやって座布に座らせます。」

そこにお夕に連れられて入ってきたにせ団吾。落語の崇徳院を始めます。

落語はうまいもんです。

噺に引き込まれそうになったころ、バタバタバタって男が入ってきます。

一人の男は追われる男。

複数の男は追う男。

明らかに借金取りです。

追われる男は風鳥亭に隠れ、複数の男は、風鳥亭を眺めて、いないと思ったのか、出ていきます。

高座ではにせ団吾が噺をしています。

その噺に気づいた男が、振り返りますと、団吾師匠でした。

本物の団吾です。

高座のにせ団吾を見て、「これはこれは、久しぶりですな。何の余興ですかな」って団吾師匠が言いますと、にせ団吾は、高座から転げるように出ていってしまいます。

そして、逃げた男のことを見下げるように、

「お夕、あんな男、そろそろ見切りをつけないかんで」

さてさて、団吾師匠、お夕、にせ団吾。

この三人、何の関わりが過去にあったのでしょうか?

お夕のお父さんが噺家だったので、その弟子に団吾とにせ団吾がいて、お夕はにせ団吾の方をとって、振られた団吾師匠はやけになって八方破れの芸を磨いて、売れたんでしょうかね。

それで立場が逆転したのかな?

知らないけど。

ここにもたくさんの朝ドラファンが集まってます♪
   ↓
にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ
にほんブログ村

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ