わろてんかのあらすじの第三十七話です
わろてんかのあらすじの第三十七話です。
寄席の初日。
和泉玄白は医者から落語家に転身したお人。
その方が初日からいきなり遅れてきます。
和泉さんは、4人の弟子を連れてきてるので、その方の出番も含めて遅刻の分だけ穴が開きます。
その間は、芸人で回していかなければいけません。
そこで、後面、怪力男ガンちゃん、舶来家キースの大活躍です。
いわゆるイロモノばっかりです。
しかし、メインの落語家が遅刻しているので、仕方ありません。
番組に穴を開けるということがどんなに大変なことか。
今のテレビの世界だと秒単位で大きなお金が動くのでなおさら大変ですね。
藤吉の時代はまだまだ昔なので、いいんですが、寄席はライブだけに、直接お客さんの反応が見れます。
繰り返しイロモノを出してますと、「もうええて、はよ落語家ださんかい」そんな声が飛んできます。
そんな時、和泉玄白師匠がやっとやってきました。
大トリの落語が始まります。
しかし、師匠と言う割には、噺は受けません。
お客さんはあくびを噛み殺しながら聞いてます。
やっとオチが終わりますと、あちこちで、「ふあー」と言って立ち上がります。
このふあ~って言うのは、おもろなかったということ。
師匠の面目丸つぶれです。
「あーあ、このへんの客は重たいのう。もたれが悪いんちゃうか」と言ってみたり、
「まあま、こういう新規の寄席は三日目から笑いが広がってくるんや」
といいます。
三日目か、てんも、藤吉も、その言葉を信じ、何の手も打たず三日目を迎えます。
二日目、お客さんは初日の半分に減り、三日目はさらに半分に減り、ついには玄白師匠に怒号が飛びます。
こら、ヤブ医者、全然、おもろないねん。
という客が現れます。
隣にいた、客の仲間が、ヤブやあらへん、その前のたけのこや。
と吐き捨てるように言って、出て行く客を慌てて追いかけるてん。
待っとくなはれ。
もう少しで面白くなりますさかい。
と言って追いかけますが、
おもろない!
とぴしゃり。
あんなおもろない落語知らんわ。
とそっけない。
そして楽屋。
楽屋では和泉玄白師匠が怒ってます。
わしの落語がおもろないわけない。
そもそも、こんなカス芸人と一緒に同じ板に乗ることが、非常識や。
と万丈目やキースらをこきおろします。
で、こんな端席に来たわしがまちがいやった。
といいます。
自分の芸がつまらないのを席主のせいにしています。
もう、明日からは、この寄席に出るのはやめた。
と宣言。
あらら~
やばいね。
残った芸人で6時間の高座を回さなくてはいけません。
四日目、キース、万丈目、ガンちゃんの順で6時間を回していますと、たったひとりの客が、またおんなじ芸人や~って逃げ出してしまいます。
ついに観客がいなくなった風鳥亭にある男が現れました。
伊能栞です。
あの、伊能製薬の御曹司です。
てんが困ったときに必ず出てくる白馬の王子様です。
このあたりに新しい寄席ができたと聞いて来ました。
と、寄席を見ます。
万丈目やキース、ガンちゃんのひどい芸は、彼の目にどのように映るのでしょうか?
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