わろてんかのあらすじの第七十六話です




わろてんかのあらすじの第七十六話です。

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風太はいらいらしてます。

おトキとキースがどこに行ったのか気になってるのです。

何をイライラしてるんや、と藤吉。

風太はキースとおトキや。

乙女組では恋愛禁止って言ってるのに、なんやあいつらは。

風太はそういうのです。

藤吉は、キースとおトキが?

そんなことあるんか?

おてんもそんなわけないでしょ。

そうして帰ってきたキースにばったり会った風太。

おい、おまいら、どこに行っとったんや。

キースは、活動写真みてだな。

でも、キースの言葉に食い入るように見てる風太を見て、

「ははん、おトキのこと好きなんか?」

そういうキースに、

「好きなわけあるかい。あんな気の強い女。化粧もせんとすっぴんやし」

と答える風太。

けど、この風太の一言は本音じゃないんだけど、キースに続いて帰ってきたおトキは、この部分だけ聞いていたのでした。

おトキはいきなり自分の悪口言われたようで、立場がありません。

やっぱり、男は裏表あっちゃだめよ。

もし、キースに、実はな、おトキのこと気にかけてるんや。

そうささやいて、おトキにきかせていれば、恋が実ったのにね。

アホな風太です。

さて、風太。

乙女組の踊りを見てます。

何しろ風太は、総監督ですから。

乙女組では、ようやく踊りが揃ってきたところ。

まずは、第一関門突破です。

しかし、このままではお金を取ることができません。

ただ、合っただけで、何の魅力もない踊りなんです。

どうやー、って聞きに来るおてんに、

「なんか足りないんやな~」

そう答える風太です。

確かに~、見ていておてんも同意します。

そや、リリコさんにアドバイスしてもらお。

そうやってリリコを読んで、アドバイスしてもらいます。

するとダメ出しの連発。

あんたらこんな踊りでお金取れると思ってんの!

いややったら島根に帰りなさい!

リリコの指導がいきなりキビシイです。

都は、踊りに自信があるだけに、そんな言い方ないでしょ。

私達、リリコさんに教わりたくありません。

いきなり反旗を翻す乙女組達。

場面変わって、リリコは伊能と2人でいます。

今度の活動写真のシナリオの件。

houyou

「私、好きでもない人と抱擁するの、絶対いやや」

リリコの反発に対して、伊能は、

「この場面はシナリオでは絶対に必要なんだ」

そう説得しても、リリコは、いやや、絶対いやや、ブゥ━━━q(`ε´)━━━!!

とむくれます。

むくれた広瀬アリスもカワイイのですが、それはさておいて、

藤吉くんなら抱擁してもいいのか?

そんな手の届かない人のことを思っても仕方ないだろう。

そういう伊能に、じゃあ、あんた私のこと抱擁できるの、ってリリコにいいますと、

伊能はリリコをぐっと引き寄せ、抱きしめます。

うーむ。

この抱擁に、ドキッとするリリコ。

それでも、別れ際、あんた相当、愛情に飢えてるんやなあ。

とリリコは言いますと、

伊能栞は、とにかく、撮影は来週だ、わかったなって言って出ていきます。

今度はリリコとてんが舞台で安来節を踊ってます。

なかなかうまくいかないので、案外むずかしいんやなー。

そういうおてんにうなずく、リリコ。

おてんは、あの娘ら、島根に行って採用して来た方やから、絶対に成功すると思うんやけど。

リリコも、確かに可能性はあるんやけど、

都は踊りは上手やけど、硬すぎ。

なんか教師が踊ってるみたい。

なつは花があるけど、私の踊りうまいでしょって迫ってくる感じ。

あやは踊りに気が入っていないみたい、

とわは自信なさすぎ。

そんなことを指摘してますと、それをたまたま乙女組が聞いてました。

なんでそんなこと言われなくてはいけないんですか?

そうやって食って掛かる乙女組に、今度はおてんがピシャリと言います。

おてんは、「あんたらいつまで甘えとるんや。田んぼで踊るのと違うねんで。高座に上がって、踊りでお客様からお金をいただくんや」

そう言いますと、乙女組はしゅんとして、考え直し、

「リリコさん、もういっぺん、最初から教えてください」

「しゃあないなー。ほんまはこんなことする予定やなかったんやけどな」

というわけで、リリコ指導の下、安来節乙女組がスタートするのでした♪

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