わろてんかのあらすじの第七十一話です
わろてんかのあらすじの第七十一話です。
風鳥亭は一夜にして、大阪一の寄席になってしまいました。
何しろ、寺ギン率いるオチャラケ派と文鳥師匠率いる伝統派がわずか一日で風鳥亭になだれこんできたわけです。
なので、藤吉は一気に寄席の数を増やし、なんとお笑いのフランチャイズ化を実現させたのです。
しかし、各寄席には席主を置かなければ行けません。
今の銀行で言えば、支店長ですね。
で、頭取に藤吉。
そして、組織をまとめるには信用のおけるリーダーを置かなければ行けません。
主に内政を担当する役で、昔は各お店に番頭がいました。
その番頭を取りまとめるのは大番頭。
その大番頭に抜擢されたのが、風太です。
風太は、寺ギンの芸人一派を取りまとめ、全員風鳥亭に移籍させた、いわば功労者です。
それまでは風鳥亭は寺ギンにさんざん泣かされていましたが、それを風太が、救ったのでした。
その恩に報いるように風太を番頭に迎えた藤吉。
今では各席主を指導する総支配人として毎日多忙な日々を送っている風太です。
今日も各席主を集めて席主会議をしています。
「上本町、お前とこの売上が下がっているのはどういうわけや」
「へい、ここのところ子ども連れのお客さんが増えた関係で、芸人が面白くないのだと思います」
「ほな、曲芸士とか増やそか?そのほうが子どもも喜ぶやろ。子どもが喜ぶような寄席のイメージに変えていかないかんな」
と指示もなかなか適格です。
だてに、京都の薬問屋で手代、寺ギンの舎弟をやってきたわけではないようです。
一方、おトキも出世しました。
経理部門のトップのおてんの下の係です。
会社というものは、金を扱ってるところが、1番偉いものです。
もしくは、偉くなくても、権力があるものです。
日本を会社に例えますと、財務省がそうですね。
財務省がうんといわないと、予算をもらえないんです。
そのおトキが経理助手。
そのおトキと風太。
いつも仲良く、いがみ合いをしています。
さっさと結ばれればいいのにね。
年末だから告ったらいいのに。
岡田准一×宮崎あおい
斎藤司×一般人
前園真聖×一般人
彼らは怒涛のように、クリスマス婚しましたしね~
オメ──ヾ(o’∀`o)ノ──!!
風太とおトキはどうなるのでしょう?
さて、伊能栞君ですが、例の宅地開発がうまく行きました。
活動写真も大人気です。
今日も、新作映画の披露パーティーの案内状をおてんのところに持ってきてます。
おトキが、「いいわね~私も結婚したら、開発した土地に住みたーい」
なんて軽口言ってますと、ムカついてるのが、風太。
栞の帰りがけに呼び止め、「宅地開発に成功したお坊ちゃまが、何の用があって風鳥亭に来てるんや。」
栞:「ほう、もう立派な用心棒か?僕は、新作映画のパーティ一人でも見たいただきたくお誘いに来たんだ。せっかく作った映画だもんな」
そう言いますと、風太は言います。
「もう十分、欲しいものは手に入れたのではないんか」
それに対して、栞は、
「確かに欲しいものは手に入れた。でも、まだ手に入ってないもの、それを探してるのかもしれない」
あれあれ、まさか、おてんのこと。
もう人妻だよん。
さらに、活動写真の大流行について、栞は考えも言います。
この流行が続けば・・・・寄席を飲み込んじゃうかもよ。
寄席は寄席、映画は映画。
ライブはライブの面白さがあるし、録画は録画の面白さがあるんだけどな~
でも、総支配人の風太もぼやぼやしてられません。
近頃、耳にする安来節の情報を集めに、神戸を歩きます。
そして手応えを掴んだ風太は早速藤吉に報告します。
面白そうやな。
藤吉は早速、出雲の国に飛びます。
安来節は島根県のどじょうすくいですね。
あらエッサッサーという掛け声でどじょうすくいを踊るあれです。
藤吉は、出雲には浅草からも引き合いが来てることを知り、
おてんに金を持たせて、出雲に来させます。
出雲といえば、出雲阿国が歌舞伎を創ったりしたので、芸能には縁があるんですね。
これをきっかけに、安来節をプロデュースすることに意欲満々になった、藤吉の活躍が始まります。
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