べっぴんさんのあらすじの第百四十八話
紀夫からもらったカメラを大事に大事に使ってる藍ちゃん。
初めて手に取ったカメラが素敵すぎて、その中味がどうなってるのか、知りたくってバラバラにしちゃった。
でもね、そのカメラ。
紀夫さんが定年の時に買った記念品なんですよ。
大事なもんなんです。
そんなカメラをバラバラにされたら、いくら孫が可愛い紀夫さんでも、怒り心頭。
大声で怒ってると、すみれが入ってきて、どうしたの~。
大きな声を出して。
で、机の上にバラバラになったカメラを見て、「あら~」。
なんか隠してるね~なんて紀夫とすみれが話していますと、電話があり藍がいなくなったと。
みんなでレリビィに行きますと、君ちゃんも大慌てで入ってきて、藍が塾に行っていないと大騒ぎ。
そこに健太郎くんもやってきて、健太郎くんは「すみません」と父親として謝った後、もう3日も塾に言っていないそうです、って言います。
え?と驚いたすみれ。
毎日、塾に行ってるとばかり思っていたのに。
全然気が付かなかったと言いますと、健太郎はいいんです。
3日も行っていないということは、もう塾には行きたくないんや、と思います。
すみれは、塾が始まる時間に出かけて、いつも夕方に帰ってくる、と言うんです。
なら今日もいつものように帰ってくるのでは?
それで健太郎、さくらはすみれの家で待ってますと、さくらが思わぬことを言うんです。
藍には手を焼いているのよ。
困ったところがあるのよ、と言います。
何考えているか、分からないし。
何にも話さないし。
まったく誰かさんそっくり。
それでも、すみれの家で待ってましたが、結局その日は藍は帰ってこないで、結局警察に頼みました。
すみれは自宅で待って、他の人は探しに行きました。
すみれが家で待っていますと、そこにはなさんと五十八さんが入ってきます。
ちょうど天国のお父さん、お母さんに神頼みしていたときでした。
すみれ、と五十八が声をかけます。
藍は大丈夫や、と太鼓判を押しますので、すみれは、本当?って喜びます。
藍はな、昔のすみれにそっくりや。
何を考えているのか、ようわからんし、いつもぼーっとしていた。
それでいて時々、ちゃんとしたことを言う。
でもね、はなが引き取ります。
すみれは芯の強い子ってわかってたのよ。
五十八は子育ては思い通りいかん。
だからおもろいんやけどな。
そこにゆり姉さんも入ってきました。
おおゆり。
ゆりもよう頑張ったな。
ゆりはな強そうに見えて、意外にもろいところがある。
できないって言えば楽になるのに、なんとか頑張ろうとする。
そう言ってゆりも褒められます。
すみれ、ゆり、お父さんとお母さんにとっておまえたちは、べっぴんさんや。
というところで目が覚めたすみれ。
夢か~。
この夢で自分の子供時代を思い出したかな。
すみれちゃんは。
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