べっぴんさんのあらすじの第百四十三話です




べっぴんさんのあらすじの第百四十三話です。

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ほんまにご苦労様でした。

一足先にレリビィで祝杯を挙げる、タノシカナのメンバー。

kanpai

翌朝は会社でも、坂東紀夫がスピーチします。

坂東すみれ、小野明美、小沢良子、村田君枝、そして坂東紀夫は引退をします。

そしてこのキアリスを任せるのは、足立武部長、・・・・・・たのむぞ!

君の汗をかく姿、優しく人を見る目、代が変わっても後輩たちに見せてくれ。

そういう紀夫に恐縮するばかりの武ちゃん。

あの武ちゃんが社長になりました。

武ちゃんの部下で、村田健太郎君は、大きく拍手をします。

 

 

その足でお世話になってる大急へ行きますと、大急の大島社長も言いました。

「ほう、そうか、引退するのか。

よく夫婦は旦那の後を妻が引き継ぐと言うが、キアリスは逆だな。

妻たちが自由にやってきた後を夫が支えて行くのがキアリスだ。

それでここまでやってきた。

足立社長もそのことは忘れないほうがいいよ」

とアドバイスしてくれています。

たしかに、すみれの、「なんかな~」で始まって、君枝ちゃんの「それ、ええね~」って続き、良子ちゃんの「ワクワクするわ~」って続き、最後は明美がまとめる。

彼女たちがまとめたものを、今度は旦那(紀夫)たちが、支えている。

そのキアリスの良さを大島会長は見抜いていたのでした。

紀夫君、飲みに行こう!

大島会長は誘います。

そう言えば、紀夫君と潔さんは、大島会長が社長の頃に、接待をしていましたな~

しかし、今度は違います。

「仕事抜きでな!」

そう釘を差す、しかも、嬉しそうに釘を差す大島会長なのでした。

 

 

さて、一方、潔は栄輔と飲んでいます。

なあ、栄輔、オライオンに来てくれへんか?

潔さん、ほんまにありがとうございますm(__)m

しかし、わしはエイスを潰して、従業員を路頭に迷わせた男です。

なので、組織では働かずに個人でやってこうと思います。

幸い、執筆や講演で仕事はあります。

いつまで続くかわからんけど、いつまでも続くように頑張ってみます。

そういう栄輔はさらに、

わしはアニキのお陰で今があるんや。

こうしてアニキと一緒に飲める悩んて、としみじみ言いますと、あれから色々あったな~と潔。

そやけど栄輔、個人で頑張るなら、なんか肩書あったほうがええな。

肩書?

せや、肩書やと潔が言いますと、

続けて、「例えば・・・ファッション評論家とか・・・」

いいですね。

ファッション評論家なんて。

栄輔の肩書はファッション評論家に決まり。

 

 

さて、栄輔は改めてレリビィにいる明美に会いに行きました。

「引退すると聞いたで、これから何するんや」と栄輔。

「好きなことをして過ごすわ、読書をしたり、映画を見たり、お料理も好きやし」と明美。

「わしは、明美さんが家族を持ちたくないという気持ちがよくわかるんや。

わしは戦争に行って帰ってきたら家族は全部いなくなってもうた、だからわかるんや」

栄輔は続けます。

「せやけど、死んでいく時に1人は寂しないか?

わしも食っていく仕事を見つけたし、一緒に住まへんか?」

明美は「一緒に住むて、あんたと?」

「せや」

「わたしが?¥

「せや」

と大きく頷く栄輔。

明美の返事は?

「ほな一緒に住むんならわたし、家建てるわ~」

おお、急展開。

明美さんは独身でお金をたっぷり貯めていたのでした。

なので、話は一気に決まり、明美さんは慣れ親しんだレリビィの家を出て、栄輔くんとの同棲がはじまります。

それにしても松下優也君、かっこいいね~

 

 

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