べっぴんさんのあらすじの第百十話です




べっぴんさんのあらすじの第百十話です。

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さくらはデザインをもっと本格的に勉強したいって、東京の美大を目指しています。

 

一方すでに大学生の龍一君。

ある日キアリスでノートを発見する良子。

そのノートには心の叫びという殴り書きを読みました。

体制を打破すべく、フォークギターを持っては自作の歌を歌ってます。

folk

そして集会やデモにも参加しています。

学生運動家ですかね~、一応。

反体生って書いたヘルメットをかぶって、後はゲバ棒をもてば立派な学生運動家風です。

心の叫びを歌にしています。

今の学生生活、ノンポリ(ポリシーのない学生)が多く、ほんまに中途半端やと嘆いています・・・(^_^;)

でも、反体制の字が間違ってると指摘されています。

 

その心の叫びをヨーソローで歌ってます。

マスターは二郎さん。

そこに五月ちゃんが帰ってきました。

子供の新太郎君も大きくなりました。

 

こういう風に外に青春のいらだちを出せる子もいれば、健ちゃんのように悩みをうちに秘めている子もいます。

健太郎くんが憂いの表情でヨーソローに入ってきました。

優等生が何を悩んでいるのでしょうか。

 

さて、君枝の工場ではさくらが新しいデザインを書いて君枝に見せています。

そこに健ちゃんが帰ってきました。

健ちゃーん、相変わらず、パートさんの黄色い声が飛びます。

そして健ちゃんとさくらが話します。

「ほんまに東京へ行くんか・・」

悩みはここだったのね。

さくらは東京へ行くって言ってます。

東京には大阪・神戸にはないものが一杯あると思う。

なので、東京でたくさんの刺激を受けたいって。

うーん、刺激を一杯受けたいなんて、もうさくらちゃん、芸術家ですね。

 

でも、健ちゃんは京大に行くのが目標。

というか、おばあちゃんの夢。

「俺は京大に行かなあかんのか?」

そんな迷いでしょうか。

でもね、京大なん行きたくても行けない人が多いのにね。

贅沢かもよ。

 

さて、キヨさん。

さくらが卒業するのを前にして、キヨさんは「さくらお嬢様が出ていったら私はどうしましょうか」

「すみれお嬢様もゆりお嬢様もお子さんを育てて、会社を残された。私は何にも残してない・・・」

このままでええのんか?

 

折しも堀江謙一さんがヨットで単独太平洋横断に成功しました。

日本で初めて冒険旅行が話題になりました。

 

そのニュースを持ってキアリスに来た、龍一。

「わしも冒険にでる」

と宣言しました。

「どないすんねん」って言いますと、

「大学やめる」

それを聞いていた勝次さん。

龍一の胸ぐらをむんずとつかみますと、そのまま表に出て、背負投を食わせます。

「寝言は寝てから言わんかい!」

 

龍一はそのままヨーソローに行き、「なんでおれの気持ちわかってくれへんねん」。

二郎は「そんなもんやろ」

龍一「どういうこと?」

二郎、「あの堀江さんかて出発前は白い目で見られとったんや。何かを成し遂げてはじめて世間に評価されるんや」

たしかにねー。

 

みんなそれぞれ思い悩んでいますね。

 

そして、キヨさん、縁側で物思いにふけっていますと・・・

表からちゅうさんが覗いています。

ちゅうさんは、キヨさんにお話があるんです。

キヨさんはちゅうさんをあげ、お茶を入れますと・・・

「ちゅうさん、お話しってなんですやろ?」

「キヨさん、わしと一緒に残りの人生、冒険に出ませんか?」

ちゅうさん、ついに告っちゃった~

そう言えば明日・・・バレンタインですね-(^^♪

後は健ちゃんがさくらに告らなくっちゃね・・・

 

 

 

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