べっぴんさんのあらすじの第八十一話です
べっぴんさんのあらすじの第八十一話です。すみれの家に来た麻田はさくらちゃんの靴作りを断りに来ました。
もう完璧に靴を作れないと悟ったのでしょう。
そして不完全な作品を作るわけにはいかない・・・そういう職人の挟持があったのでしょう。
自ら身を引くことで、すみれに諦めてもらおうと思いましたがさくらが無理でした。
さくらは、どうしても麻田さんに靴を作ってもらいたい。
母にも作ってくれたように、さくらが知らない母の母(花)のも作ってくれたように、どうしても麻田さんの靴が欲しかった。
思い込んだら引かないところなんて、すみれちゃんにそっくりですね~
さくらはお店に来てもまだ言ってます。
私の靴、作って~って。
そして、すみれも言います。
麻田さんが心を込めて作ってくれた靴がいいんです!って。
その言葉に勇気が出たのか、男気からか、麻田はさくらのために靴作りを始めます。
しかし、肉体的には相当きつそうです。
老眼は進んでいるし、手は思うように動きません。
でも麻田はめげることなく黙々と作業を続けます。
その一生懸命な様子をじっと見ているさくら。
この時、麻田はある覚悟を持って仕事をしていたのでした。
さて、キアリスの偽物、キアスリが出て売上が下がってます。
ですから、キアリスも迷っているんです。
何に?
それはね、今までのようでいいのか?ってこと。
大急さんが言ったように、工程を2つ3つ減らして、その分値段を下げるとか。
もう少し、質を落とし、手間を省けば、偽物に対抗できるのではないか?
ってこと。
そして、麻田さんはさくらちゃんの小学校入学式に履いていく靴をようやく仕上げました。
これが私が作る最後の靴です!
って言います。
これには、みんなびっくり。
でもね、ある程度予想してたかもしれませんね。
だって、靴作りのプロが靴作ってる時に苦しそうだったから。
その靴を受け取ったさくらは、「わー、すてきー」
すみれもそこに居たみんなも、「わー、すてきー」
満足行く、完璧な靴はもう作れません。
だから、このさくらちゃんの靴が私の最後の靴です。
って言い切った麻田は、靴屋を辞めると宣言したのです。
そして、このさくらちゃんの靴、作らせてくれてありがとう。
そして、キアリスにも一言。
思えば、何にもなくなったすみれお嬢さんにあさやの一角を貸して
「ここでいろんなもん作って売ったらよろし」
そんな一言から生まれたのがキアリスだったのです。
そして、その提案は麻田にとって誇りになってます。
麻田の一言がこんなに大きな会社になるとは。
しかも、その社長が自分なんて。
で、偽物対策に頭を悩ませていたすみれに、
どんなことがあってもぶれないで、本物だけを作っておったらよろしい。
そこに思いを込める、これを貫き通すんです!
これが麻田のキアリスの偽物対策に対する答えでした。
そして、別の日にキアリスの偽物キアスリに文句言おうと思って行った明美、
そこで、金返せ-の合唱が聞こえました。
一回着ただけで破れたやないの~
とんでもない粗悪品掴まされたわ~
とみんなでキアスリを取り囲みます。
結局、粗悪品売ると・・・それは自分に返ってくるんですね~
これはまさに麻田さんの言うとおり。
例の元闇市の足の悪い男が来て、明美に「なんか用か?」って言いますと、
文句言いに来たけど、もうええわ、って帰っていきます。
やっぱり消費者は騙せないんです。
偽物は偽物、本物にはかなわないのです。
今の時代でしたらこのお店、まちがいなく炎上ですね・・(^_^;)
実はこれが麻田の最後のキアリスへの教えのような気がします。
最後にすみれ、紀夫、さくらが小学校に向かい、途中で振り返り、麻田さんにお辞儀をし、
「麻田さん、行ってきます」
って前を向いて進みます。
前を向いたら、顔をあげることができたら、そこに見えるんです。
勇気・信頼・愛情・希望・・・
最後は本当に名言ばかりでした。
そして、天国からもはなさんが、「今まで娘・孫をありがとう・・」って麻田さんに言って今日は終わり。
しかし、市川正親さんの存在感、大きかったね-。
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