べっぴんさんのあらすじの第百十六話です
べっぴんさんのあらすじの第百十六話です。
さて、話は大阪の万国博覧会の前年にまで飛びます。
この年、キアリスは20周年です。
記念式典では、20周年を迎えたキアリスでパーティーが開かれています。
立食形式のパーティーには関係者が集まっていますが、やはり、キアリスは自分たちがやるべきことをまっすぐにやってきた、そんなプライドが感じられます。
オフィスも三宮の貸ビルに引越します。
元町のオフィスはまだあります。
倉庫のようになっています。
そのパーティーの最中、アメリカから一時帰国していた健太郎とさくらが会場に現れます。
当時はまだアメリカに留学するなんて夢のようなことでした。
恵まれていますね。
そして、ファッションも原色の赤に、派手はサングラスがさくら。
健ちゃんは、アイビーボーイみたいなおしゃれなセーターを着て帰ってきました。
二人が帰ってきたのを見つけ、喜ぶ紀夫とすみれと君枝。
特に紀夫なんかは娘にデレデレ。
でもね、そんな微笑ましい光景に水を指したのが明美さん。
明美さんはキアリスの育児相談室の室長になり出世していましたが、いきなり、
「あんたら、もしかして、付き合ってるの?」
明美さんは自身が独身なのに、人の恋愛には敏感(^^♪
これに反応したのは、紀夫。
「そんなことないよな!さくら」
完全に親ばかです。
そして君枝も
「ただの幼馴染よね~」
さて、二人は、「付き合ってるわけないじゃない・・・たまたま一緒に帰ってきただけよ」
ほうほうの体でその場を離れます。
さくらと健ちゃんが向かったのは、元町の元のキアリス。
ここが俺達の青春だね~って懐かしみ、そして昔のあさやさんの家に行きますと、ここも倉庫になっとるんやて。
って入ります。
「しかし、付き合ってるのバレるのまずいわね」
「もうしばらく黙ってようか」
「うん」
やっぱり、この二人、できてたんだ~
で、若い二人が誰もいない、今はキアリスの倉庫にしか使っていない部屋に入りますと、なんかチュウしたくなってきた二人に、声をかけたおじさんがいました。
そう龍一の父親の勝次がいたのです。
びっくりした二人は、「おじさん!」
どうしてここに?
「定年したんや、今はここで書き物してる」
って言うのです。
「長くのお務め、ご苦労様でした・・・」
健太郎が返事しますと、「君たちも大人になったな~」
としみじみ言います。
また、「君たちのことは黙っとくから」って言うので、
「?」
怪訝そうな顔してる二人に・・・「ちゅう~しようとしてたんやろ・・・」
「・・・」
否定しない二人に
「やっぱりな」
そうこうするうちに二人は再びアメリカに戻りました。
さて、キアリス。
すみれと紀夫は社長室にいます。
明美は前述の通り、育児相談室の室長。
最新の育児情報を常に勉強しています。
良子と君枝はデザイン部。
君枝の実家は新製品の開発、企画ルームになっています。
そこの部長には武ちゃん。
中西くんは人事部長
みんな偉くなりました。
売り子だった悦子様は、新人の売り子の指導係。
いわば、教官ですね。
さて、そんなこんなでキアリスの従業員とアルバイトは、合計で300人超えました。
今年も新入社員の採用の時期です。
全国500人以上の応募者の中から、100名にとりあえず、絞ります。
やっと絞った人を第一次面接するのです。
500名を100名にするだけでも大変です。
やっとのことで100人に絞ったあとで、第一次の面接試験です。
さて面接試験の当日がやってきます。
100人もの第一次面接者がいるので、集団での面接試験になりますね。
短い時間の中で、最高の人材をゲットしなくてはなりません。
そして、面接する予定の人の名前を全員覚えているわけではありません。
すみれもそうです。
なので、面接当日に健太郎とさくらが現れたときは・・・(*_*)
もしかして、紀夫さん、知ってた?
紀夫さんの方を向きますと、紀夫さんも、すみれ知ってたのか?って目で見てます。
今度はすみれは君ちゃんも不思議そうな視線をこちらに送ってきます。
どうして健ちゃんとさくら、二人で面接に来たのでしょうか?
健ちゃんはアメリカに、経営学の勉強、さくらちゃんはデザインの勉強をしにいったのに!
さ、どうする、すみれ・紀夫・君枝・・・
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