べっぴんさんのあらすじの第百十九話です




べっぴんさんのあらすじの第百十九話です。

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さくらと健太郎は無事キアリス合格。

その合格の理由をすみれは社員に説明します。

 

 

これが合格の理由よ。

作品を人事部長が匿名で私たちに見せ、その感性を見るテスト。

それで選ばれた作品がこの3つ。

さくらが一位、健太郎くんが三位。

誰が見ても優秀な作品です。

私たちは自分の子供だからといって特別扱いは絶対にしないよ。

だから、今後共、何かあったらいつでも相談してね。。。

そうやって社員に話してる時に足立部長が入ってきます。

ちょっと・・・

すみれを呼びますと、「この間の採用試験で不合格だった方が怒鳴り込んできているんです」

 

 

すみれが行ってみると、京都大学卒の土田君でした。

「どうして不合格になったのか理由を教えて下さい」

って迫ります。

そこで、すみれは言います。

「まず、そちらにおかけください」

と相手を座らせますと、「人が人を見るのに明確な判断はないのです」

って言うではありませんか。

なので、今回は縁がなかったということで・・・とすみれが言いますと、

ならなんでご縁がなかったのか、その理由を教えてください。

と土田も引きません。

こういうクレーマーみたいなのは、本当にややこしいんですが、それでもすみれは冷静に応対します。

これからも就職活動はされますか?

って断った上で、まず履歴書。

字が細かすぎます。

字が細かいのがいけないのですか?と聞く土田に、

私はあなたはとても優秀だと思います。

と断った上で、すみれは、「字はその人の性格、本性を表します」

「大きな字を書く人はとても大らかで・・・あなたの履歴書の字は細かい」

「もっと相手のことを考えて大きな読みやすい字で書いた方がいいと思います」

ちょうど、中西部長がその履歴書を持ってきました。

びっしりと細かい字で三枚も書いてあります。

たくさんの履歴書を読む方にしてみれば、勘弁してくれって言うような履歴書です。

これに対してもすみれは、今度新しい履歴書を書くときには、簡潔明瞭に書きましょうってアドバイスします。

なかなかこんなこと言ってくれないよね。

なので、最初はクレーマーみたいに怒鳴り込んできた土田も、最後は礼をして帰りました。

 

 

これには、足立部長もびっくり。

「すみれさん、どんな魔法を使ったんですか?」

って聞きますと、すみれは言います。

「武ちゃん、土田さんはもともと頭のいい人なのよ、ちゃんと説明すればきっとわかってくれる」

落ち着いて言います。

すみれは、小さい頃自分の意見も言えない子だったのに、今では立派になりました。

ちゃんと理論的に言えるようになったのでした。

 

 

さて、昭和45年3月になりました。

日本万国博覧会も開催され、いよいよ日本も高度成長期に入ります。

1970年のこんにちは~

エキスポ70

盛り上がりましたね~

この万博。

こんな記念切手も出てました。

まだ郵政省が発行してましたね。

expo70

 

その万博に合わせて特番が組まれました。

そこに出ていたのがなんとエイスの岩佐英輔。

マスコミにも出て、また、自社のCMにも出て、いまや時代の寵児となりました。

それを見ていたすみれたち、おんなじ神戸におって、今や時の日か~

その日はキアリスのみんなで万博特番のテレビを見ていたのでした。

焼け野原から25年、やっと立ち直った日本が奇跡の復活を遂げたのです。

 

 

戦争を知ってる世代はみな感慨深げです。

さて、そこへ、良子の旦那、勝次が手をあげます。

キアリスのみなさんにお願いがあるんやけど。

って言います。

あの場所、今は物置兼休憩室になってるあさやさんのお店、貸してくれへんか?

もう使ってるやないと二階に住んでる明美。

そやないんや、あそこでわし、喫茶店やりたいんや、と勝次。

みんなびっくりしますが、これは先日明美に言われたことから始まったといいます。

いつものようにあさやさんのお店でモノを書いている勝次に明美は今日は何してるの?って言いますと、

「回顧録、書き直しとるんや」

「こないだも、やってたやない」と明美がちくり。

さらに、ひまつぶしにやろうと思ったんやろうけど、全然ひまつぶしになってないやないか!

って言います。

そんなんしてたらますます老けるで。

そんなこと言うなや~と勝次さん。

せっかく時間ができたんや、ひまつぶすことばかり考えんと、やりたいこと、やりたかったこと、自問自答してみたらどや?

キヨさんとチュウさんかて、冒険の旅にでかけたやろ。

やっぱり足踏みしてても靴底は減りますから。

第二の人生の舵取りは自分の手でね。

そこで考えて、一生懸命働くみんなに少し休んでもらう、そんな憩いの場をあの元町に作りたいんや。

そして、みんなには内緒やったけど、三宮の喫茶店でモーニングタイムだけ、バイトして喫茶店の研究しとったんや。

なるほどね、そこまで用意周到にしてたんや。

すみれはいの一番に「いいと思います!」

てなわけで田中要次扮する勝次さんは「喫茶店のマスター」になります。

田中要次さんのマスターといえば、HEROのなんでも出てくるお店のマスター。

仏頂面に「あるよ」が名セリフでした。

今度の喫茶店のマスター役も似合いそうですね(^^♪

 

 

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