べっぴんさんのあらすじの第百十ニ話
べっぴんさんのあらすじの第百十ニ話です。
ヨーソローで部下の中西くんと食事してた足立くん。
中西くんは、「足立部長はどうして結婚しないのですか？」って言いますと、足立くんは黙ったまま。
そんな時に明美が入ってきて、そのあとで英輔が入ってきました。
明美が座って、英輔が座って。
英輔は座るなり、（明美と）おんなじの！って二郎にオーダーします。
明美は、まだ頼んでないで、って言います。
この絶妙の間。
英輔と明美・・・できてる？
そう思った足立は飲むわ飲むわ。
深酒で大暴れ。
ついに酔ってお店に帰ります。
そこで、中西くんに「なんで結婚しないかって、明美さんがおるからや」。
明美に告ってからずっと好きだったんだね。
さて、大変なことを聞いてしまった中西くん、これは誰にも言うな、男と男の約束やで、と強く足立に釘をさされました。
翌日、キアリスでは足立が酔っ払って大暴れしたことが話題になってます。
いい年して独り者やからこんなことになるんや。
部長としてしっかりしてもらわな。
キアリスのすみれ、良子、君枝の総攻撃を受けます。
武ちゃん、相手おらんの？って聞くのは明美。
これはきついね。
さらに、じゃあ武ちゃんのお相手探し、始めようか！
って言いますと、みんな一斉に探します。
するとお見合い写真が来るわ来るわ。
さすが、女性のネットワークはすごいですね。
かわいい子、きれいな子、色んな子の写真を持ってきますが、武ちゃんは「いやいや」をするばかり。
写真を集めたみんなは一体どんな子が好きなの？
って武ちゃんに詰め寄ります。
でも、武ちゃんはいいません。
この武ちゃんのお嫁さん問題は男会でも話題になります。
男会には中西くんも当然参加しています。
武ちゃんの問題を知ってる中西くんの表情がおかしい。
何か知ってるやろって聞かれますと、
何も知りません。
その言い方は知ってる、言うことや。
いや、男の約束です。
その約束、ほんま、相手のためになる約束か？
その約束のために、武ちゃんが一生独身でもええんか？
問い詰められる中西くん。
ついに、暴露します。
足立部長が好きな人は・・・明美さんです。
「なーーーーーにーーーーーーー？」
やっちまったなぁ～とは言いませんでしたが、その驚きは一瞬ですべてが知ることになりました。
ほんまー？
さて、明美さん好きがバレた足立くん。
今度はすみれ、君枝、良子がなんとか明美と二人にしようと画策。
やっぱり、足立は、もう一度、気持ちを伝えなくてはいけない。
明美と足立が二人きりになったころ、足立が思い切って言います。
明美さん、わしは今でも明美さんのことを幸せにしたいち、思うております！
その言葉聞いた明美ちゃん、今晩、ヨーソローに来て！
おお、雰囲気のええ場所で、いよいよ本音の話ができます。
その日は足立くんは、一日中そわそわしていました。
もちろん、女子もそわそわ。
こういうの女子は好きですからね～
ヨーソローの経営者、二郎に断って、店に忍ばせてもらいます。
隠れて明美と足立の恋バナを見ようって話し。
まあ、なんと品がない！
でもね、女の子は我慢できないのよ。
人の恋の行方。
そして、明美、足立くんが入ってきます。
とすぐあとに、英輔も入ってきます。
お構いなく話を始める明美。
武ちゃんの気持ちは嬉しいけど、うちは結婚しないと決めたんや！
といきなりパンチが来ます。
その訳は・・・実はお母ちゃんの二人きり、苦労しながら生きてきた。
そしてうちがやっと親孝行できるようになった時に、死んでしまった。
私を育てるのに苦労だけして死んでしもうた。
うちは、さみしくてさみしくて。
お母ちゃんに会いたい。
もう身内は作りたくない。
もう身内を失うのはこりごりや。
武ちゃんは武ちゃんを必要とする人を幸せにしたらええと思う。
そしてそれは、うちやない！
あーあ、すっかりノックアウトされた足立武ちゃん。
立ち上がれるだろうか？
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