べっぴんさんのあらすじの第百八話です
べっぴんさんのあらすじの第百八話です。
五月さん、キアリスで雇ってあげることはできないの?
さくらはもともととっても思いやりのある子なんです。
そのさくらの言葉に喜ぶすみれと紀夫。
結局、さくらはバイトで、五月は出産ギリギリまでキアリスで頑張ることになりました。
一緒の職場なので、よく目が合い、その都度、にっこり。
しかし、ふと見ると、店の奥で泣いてる五月を見てさくらは、どうしたの?って聞くと
「みんな親切やな。やせ我慢できなくなってしまうわ。私、不安で不安で、一人で産めるか、元気に産めるのか?私にできるのか?」
でも、さくらは言います。
「泣いても笑っても逃げるわけには行かないのよ。この子には五月ちゃんしかおらんのよ!だから頑張って!」
うーん、最近、一番成長したのがさくらちゃんですね。
五月はそれでも、「・・・二郎ちゃんに会いたい」
そこに入ってきた明美、「いわんとこ思ってたけど、二郎さん今日でヨーソロー最後やで」
それを聞いたさくらはすぐに出ていきます。
ヨーソローでは二郎がママに挨拶しています。
「お世話になりました」
そんな時に飛び込んで来たのがさくら、続いてすみれ。
さらに飛び込んで来たのが、二郎の弟。
「お父ちゃんが出てった!」
二郎が普段どうしようもないオヤジやと言ってた父がついに家を出た。
お母ちゃんは?と二郎が聞きますと、弟は泣いてばかりや。
飛び込んで来たさくらも、このやりとりにびっくり。
で、二郎は弟に懇願されます。
「頼むからお兄ちゃん、戻ってきてくれ。助けてくれ。お兄ちゃん、おらんようになったら、だめになってしまう!」
そうやってすがり付く弟。
二郎は今、上京して勝負をかけるとき。
「こんな時に・・・なんでや」
ふとこぼれる二郎の愚痴に、さくらは反応します。
「二郎さん!いい加減にしてください、自分の運命を受け入れてください!運命に向き合ってください!」
おお!あのさくらちゃんの変わりようです。
そばで聞いていた、すみれは頼もしく感じるのでした。
キアリスに戻りますと、五月が昨日は「弱気なことを言ってすみません」とあやまりますと、
良子が「みんな一人だったのよ。戦争終わって旦那もおらんと、みんな一人で産んだのよ」って言いますよ、
君枝は「食べ物もなくミルクもなくおかゆをうんと薄めたものを食べててね・・・」
って加えます。
すみれも、そんな子育ての苦労からできたのがキアリスなのよ、明美さんの知恵も借りましたしね。
明美も、ま、そんなとこやな、って言いますし。
今、五月ちゃんには私達もいるし、紀夫さんもいます。
大船に乗った気持ちで出産してね・・・といいます。
五月ちゃんはどんな子に育てたいの?ってすみれが聞きますと、音楽ができる子・・・かな?
じゃあ、ト音記号にリスがダンスしてる刺繍しようか?
ってまたまたすみれのアイデアを出します。
いいね、いいねーって言うキアリスのメンバー。
それを定期的に集まってる男会が見ていて、
勝次さんが「まるで女学校の延長やな」
昭一は「遅れてきた青春やな」とつづきます。
けど紀夫は、「・・・いやあの人達、ずーっと青春しとる・・・」
ってぽつり。
みんなでわいわい、これがキアリスなんだね。
さて、夏休みも最後の日。
さて、キアリスの中を外から覗く一人の男がいました。
二郎です。
二郎がやってきたのです。
五月は二郎に「どないしたん?」って聞きますと、
二郎は「東京に行くのはやめた。わしは自分を必要としているところで、愛する人と生きたい。結局、音楽なんてどこでもできるんや。でも五月は神戸にしかおらん。五月、不安な気持ちにさせて悪かった、これからはわしがおる。ずっと五月のそばにおる、だから、五月、わしと一緒に来てくれ!」
五月も今度は「うん」とうなずいてヒシと抱き合います。
さて、さくらは?
ヤキモチではなく、嬉しいわ。ホンマに嬉しいわ。こんなに嬉しい気持ちは生まれてはじめてやわ。
って言います。
さくらは自分のことだけでなく自分の主張も持ち、それでいて他人を思いやる気持ちも出てきました。本当にさくらちゃんにとって激動の夏休みでしたね!
そして林遣都君、最後、かっこよかったね~( ´∀`)bグッ!
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