べっぴんさんのあらすじの第百二十九話です
べっぴんさんのあらすじの第百二十九話です。
さくらは坂東の家を継ぐもの。
一方の健太郎も、村田の家を継ぐもの。
さくらも健太郎も意に介していませんが、それぞれの家長は違います。
家にこだわりがあります。
解決のしようもありません。
そこに潔がやってきまして、紀夫にアドバイスします。
「一度、田中のお父さん(紀夫のお父さん)に相談してみたらどうや?」
「でも、わしは三男坊やし・・・婿に出るのが当たり前やろ、って思ってました」
でも、潔は言います、「子を思わん親なんてないで」・・・
潔のアドバイスどおり、田中のお父さんを迎えます。
「なんや、話って」
「お父さん、僕を坂東に出したときのこと覚えてますか?」
って聞きますと、お父さんは、
「なんや、わしらを恨んでいるのか?」
「そうやないんです。わしはすみれと結婚できて幸せです、昔も今も。でも、どんな気持ちで婿に出されたのかと思って。」
ほっとしたような顔でお父さんは言います。」
「死んだ母さんとな、紀夫がすみれさんと結婚できますようにと願うとったんや」
驚いたのは紀夫でした。
「なんでまた」
「すみれさんは紀夫の初恋の人やろ」
おー、紀夫の本心はバレていたのでした。
そう、当時すみれが好きだったのは潔。
バイクの君。
しかし、バイクの君はゆりさんと結婚することが決まり、坂東を継ぐのはすみれ。
そのすみれと結婚した紀夫は、当然坂東を継ぎます。
でも、親が紀夫の初恋の人を知っていたとは、びっくりしました。
しかし、なんや、わしらが知ってること知らなかったのか!と父は呆れます。
やっぱり親子ですね~
そして、すみれも呼んで、田中のお父さんは話します。
さくらちゃんは坂東の跡取り、村田さんは一人息子で揉めてるのはわかる。
でも、家ってなんや?
紀夫は苗字が変わっても、紀夫は紀夫や。
ちゃんと生きている。
そしてわしとも話ができる、それが一番大事なことじゃないかな?
さすがお父さん、いいこといいますね。
そして、紀夫もすみれも決心がつきました。
翌日君枝ちゃんや昭一さんを呼んで話をします。
「さくら、村田さんのところにお嫁に行け!」
と紀夫が宣言し、これでめでたしめでたし。
けれども、すみれはお嫁に行くさくらに坂東の歴史のことをちょっと話します。
徳子おばあちゃんから聞いたことですが、と断った上で、五十八は次男坊だったので、苦労したわ。
一人で大阪に出て坂東営業部の基礎を作って、今、それがオライオンなのよって。
今のオライオンにはおじいちゃんの魂が脈々と流れているの。
そして、すみれが生まれて、さくらが生まれたのよ。
お嫁に行っても坂東のことは忘れないでね・・・そんなことを言いたいのでしょうか?
そして仲人を大急の大島会長に頼んだとき、健太郎はさくらの名前の由来を訪ねられます。
大島会長は、名前は親から子供に贈る最初のプレゼントや。
その由来はぜひ、聞いておきなさい。
するとその場で健太郎が聞きますと、さくらのおばあちゃんは、はな、その子がゆりとすみれ。
みんな花の名や。
なので、すみれの子も花咲いて大輪の花になりますようにと、さくらと名付けたのでした。
名付け親は、もちろん、父親の紀夫です。
これで、さくらは村田さんちのお嫁さんに行くことになりました。
でも、お嫁に行ったはずのさくら、いきなり戻ってきて、「お母さん、今日からここで生活していい?」って言います。
びっくりした紀夫とさくら。
そう言えば、村田さんの家はキアリスの製作所で、そこに勤めるおばちゃんたちから「健ちゃーん」と呼ばれていた健太郎。
実は、いやでいやで仕方なかったのでした。
なので、さくらと相談して、すみれのうちに住むことになったのでした。
もちろん、村田さんの家にも承諾済みです。
結局お嫁に行ったさくらは実家で生活し、とっても丸く収まったのでした。
さて、昭和48年になりますと、足立部長は取締役に、健太郎君は商品開発部の部長に昇進しました。
足立くんがちあきなおみの喝采を口ずさんでいました。。
そしてさくらにも子供ができました・・・・・
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