べっぴんさんのあらすじの第百三十八話です




べっぴんさんのあらすじの第百三十八話です。

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岩佐栄輔は世間から雲隠れしていましたが、潔の説得でオライオンから男の着こなし講座でスタートすることになりました。

大急で発表会があることを知ったマスコミ各社が駆けつけます。

「今までどこに隠れてたんですか~?」

との声があちこちから飛んできて、栄輔は一礼をします。

長い一礼でした。

一通りの罵声をやり過ごした後、栄輔は落ち着いて、スピーチを始めます。

男の生きざま自体がファッションである。

これからも私はその道を追求していきたい。

そう言いますと、後ろの方から声がかかります。

エイスは俺達の青春や~。

レリビィの龍一たちでした。

そう彼らが栄輔をスターにさせたのでした。

そして、彼らも大人になる。

大人になった彼らをかっこよくしたい。

それが栄輔の新しい仕事になります。

 

 

さて、キアリスの本店を見ては、物思いにふける健太郎です。

健太郎はこの不景気にどうすればキアリスが成功するか、いつも考えてます。

成功

そして、行き詰まると、カドショーコカド社長のところに行きます。

健太郎は聞きます。

この不景気の中、キアリスはどうしたらいいのか?ズバッと聞いてみますと、

「もし引いたら引いたでその事実が残る。なんとしても頑張るんだ!」

とコカドは言います。

ところでなぜ君はキアリスにいるんだ?

とコカドが聞きますと、健太郎は、幼い頃から母が働くところを見て、いつか手伝いたいな、と思ってたからと応えます。

そして続けます・

健太郎は、アメリカにいる時に、ある日本人の話を聞きました。

高値のシルクドレスをアメリカで売りまくっている日本人がいる、その日本人は、やがて化繊でも成功した。

その話を聞いて僕は感動したんです。

その人ってコカド社長ですよね。

とコカド社長にいい、コカド社長の成功に秘訣は何ですか?と尋ねます。

コカドは、「スピードだよ!スピード」

だからエイスを切ったんですか?

コカドは振り返って健太郎に、「大体君はなぜ子供服なんか売ってるんだ?」

子供服の時代は終わりだと言わんばかりの言葉です。

成功したいなら成功できる商売をしろよ、そんな風にも聞こえます。

 

 

そしてその夜、健太郎が縁側で思いにふけってると、すみれが来て、

「健ちゃん、どうしたの?」

って聞きます。

「栄輔さん、持ってますね~、だから成功できるんですね~」

って言いますと、すみれは不思議そうに

「成功って何?、お金のこと?何かを残すこと?」

そんなんが成功って言うんなら成功なんかしなくてもいい。

そう言い切るすみれに、健太郎は聞きます。

ではお義母さんは何を目指します?

どうしても成功が目標の健太郎はどうしても聞きたい疑問なのでした。

私はねぇ、誰かの笑顔を想像しながら日々をすごすことからな~

 

 

一方、男のファッション講座の先生としてファッション界に戻ってきた栄輔。

ふと思い立って明美に会いにレリビィに行きます。

ところが明美がおらず、たのしかなのメンバーと飲むことになりました。

飲んでるうちにおしゃれ談義になり、ネクタイ欲しいんやけど、どんなのがいい?と昭一が聞きますと、

黒のニットタイを2~3本用意して、シルバーを1本。

あとは派手な柄のネクタイを誰かがくれるのを待つ。

かっけー。

確かに女性はきれいなネクタイくれますからね~。

でも、昭一さんは、誰がくれるんやって考えてしまいます。

そりゃ、君ちゃんでしょ。

わしはコートがほしいんやという質問に関しては、黒を一着買って、裏地を取り外しできるのがあれば、それでスリーシーズン着れます。

さすがファッションのアドバイスになるとキレの良い栄輔さんなのでした。

そして明美ちゃんが帰ってきます。

また今度話するわ~と栄輔。

いよいよ、明美ちゃんも独身生活にサヨナラか?

 

 

翌日、ようこそ赤ちゃんの試写会が始まります。

潔夫妻、栄輔、紀夫夫妻、良子夫妻、君枝夫妻、健太郎夫妻、龍一などなど関係者が全員揃って、はじまりはじまり~

 

 

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