べっぴんさんのあらすじの第百三十三話です




べっぴんさんのあらすじの第百三十三話です。

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日本が敗戦から立ち直って、順調に復興してきたわけですが、その右肩上がりの好景気に水を差したのがオイルショックでした。

オイルショックでは急なインフレが起きて、トイレットペーパーを始め、日本中が物資不足になりました。

キアリスはこれまで業態を拡大してきましたが、ここへ来て見直しが必要になってきます。

そこで紀夫が、業態を見直そうと思うと宣言します。

オイルショックをどう乗り切るかでキアリスの今後も決まります。

しかし、健太郎は反対です。

「ピンチはチャンスというやないですか?これからも私に任せてください」

しかし、すみれには一つ気になっているところがあります。

それはせっかく赤ちゃんの肌着を買いに来たお客さんに本店で、肌着がおいてなかったこと。

すみれは慌てて本店に取りに行き、喫茶店レリビィで肌着を渡したところでした。

キアリスに何を求めてお客様がやってくるのか?

もう一度、原点に返って見直すべきやないか?

そう考えていたのでした。

なので、健太郎にアドバイスします。

「今必要なのは赤ちゃんのおしめとか肌着だと思うの、だから赤ちゃんのものはしっかりと品揃えしたい」

もともとキアリスは子育てで大変なお母さんのために、赤ちゃんのために創った会社です。

なので、そういったところ、健太郎は

「僕もそう思います。赤ちゃんのものの需要はぢどんな時でもある。だから何をどれだけ供給するか、しっかりと準備をします」

ところがすみれは、「需要?供給?」、こういう経営学的な考えはわかりません。

すみれが考えるキアリスは、どんな時でも子育て中のママによりそう会社なのです。

少しばかりキアリスと健太郎くんの間にずれが生じているようです。

さて、東京のカドショーでは、社長に呼ばれた栄輔と玉井がいます。

コカド社長が言います。

「エイスの売上は年々下がっているようだね」

栄輔は、「今は不景気だから・・・」というのを遮って、

コカド社長が「常に右肩上がりでなきゃいけないでしょ?」

と言います。

「要するに、君のところのお店は飽きられたんだよ、私はね、君の会社が本物かどうか、内外から見ていたんだよ」と玉井を見ながらいいます。

「玉井?」

栄輔はやっと気づきます。

玉井が社長と繋がってた?

さすがあの親分が言った、「こいつは金の匂いに敏感な男」です。

そしてコカド社長は、「これ以上君ところの出資は無理やな、引き上げさせてもらうわ」と宣言。

この一言で栄輔の会社は、会社更生法を申請しました。

倒産ですね。

oilshock

玉井は最後に、「栄輔さんには世話になったけど、泥舟にいつまでも乗ってられない」とさっさと乗り移っていたのでした。

さて、会社更生中の栄輔はそのまま行方不明になりました。

結局潔が言ってた「風船はいつかは破裂する」が現実になってしまいました。

ある日、栄輔とばったり合った潔、栄輔はぽつりと言います。

「わしは経営者の器やなかったんや」

今は会社更生法ですので、そのうち復活したる、という意気込みに、潔は、そんな甘い業界やない、一度自己破産して0からやり直すんや。

と言います。

でも、自己破産したら自宅も何もかも取られますよ。

今日から宿無しやな。

とぽつりと栄輔が言いますと、潔がしばらくうちにいたらええ。

ゆりもまるで闇市の頃みたい、って大はしゃぎ。

栄輔に潔は言います。

「わしを頼ってくれ!」

なんという温かい言葉!

結局栄輔は0からやり直すことになりました。

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