べっぴんさんのあらすじの第十四話です




べっぴんさんのあらすじの第十四話です・・近江の実家の五十八の兄と大喧嘩したゆり。「神戸の実家も会社も焼けてしまった。そんな私たちに出て行けと言うの?」

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「ほな出て行くわ」「わかった」と兄さん。売り言葉に買い言葉。

そう啖呵きったゆりに、すみれは「お姉ちゃん、あんなこと言うて大丈夫なん?」と声をかけます。畑の真ん中で話をする姉妹ですが、突然潔さんが現れます。「ひし!」潔にしがみつくゆり。

潔さんは、もう一度大阪に戻って、坂東営業部を再興したいって言います。すみれは神戸に戻って、紀夫さんを待つことにしました。いずれにせよ、五十八の兄の実家からは出て行きます。

ま、近江の兄さんの気持ちもわからないではないけどね。大阪に戻った潔とゆり。梅田の闇市からスタート。潔が進駐軍にコネを持っていたので闇市でも繁盛のお店になりました。

一方神戸に戻ったすみれは、貯金を取り崩す生活でした。昭和21年になっても紀夫さんの消息がわかりません。しかも、悪いことに貯金で生活していたすみれに「預金封鎖」の命令が出ました。預金封鎖されると預金が下ろせません。最低限の生活資金を除き、預金が下ろせないのですから、すみれの生活は一気に困窮します。

貯金だけでは心配ですね~

戦争に負けると大混乱に陥りますが、経済面でも大打撃です。負けた国のお金は信用失墜し、価値がなくなります。その分、物価は高騰し、ハイパーインフレを起こします。野菜ひとつ買うのに、リヤカー一杯のお金を運んでいる人の写真を見たことあります。

また、国債も無価値。戦争を知ってる人が、「戦時中戦費をまかなうための国債をたくさん買ったもんや」と言ってました。大阪の人です。「その国債、全部パーや」戦争中から国民に金を借りておいて、それを踏み倒し、今度はなけなしの貯金を封鎖、さらに、その貯金に財産税かけるって。

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貯金も当てにならなくなったのです。

潔は「こうなったら売れるもん売って、金に換えてしのぐしかないな」ってぽつり。潔とゆりは大阪からサクラのために、ミルクや食べ物を持ってきたのです。そのころはお金よりも物の価値の方が高いとき。

売って金作ってまた仕入れして金作って。その繰り返ししかありません。そんなみんなが集まってる神戸の家に五十八とちゅうさんがやってきます。サクラとも久々の対面の五十八。

でも、五十八は「もう近江に引っ込もうか」って弱気なこと言います。それを止めたのが名倉おとうさんをなくした潔さん。「ゆりともう一度、坂東営業部を再建してみせます」。。。

それにしても名倉さんの野上さんの最後の演技、硬かったな~

・・・預金封鎖・・・他人事じゃないかも

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