べっぴんさんのあらすじの第八十四話です




べっぴんさんのあらすじの第八十四話です。キアリスは人を採用とする好調ぶり、キアリスの好調さに反比例してさくらは落ちていきます。高校生。ちょうど誘惑にハマりやすいころ。多感なころ。自分の居場所はどこ?もしかして、ナイトクラブ?

そんなわけでナイトクラブの前を制服でうろちょろしてたらジャズ喫茶の五月ちゃんがでてきました。制服でこんなところウロウロしたらあかんで。そや明日私遅番やから一緒に買物行こって誘われます。

でも、明日は学校。どうする、さくら?

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家に帰ってベッドに入ったさくら。どうしても明日買い物に行きたい。どうする?そう、そんな時に使う手が仮病。「私、頭痛い」ってすみれに言いますと少し休んでいなさい、キヨをベッドに呼びますと「学校に今日はお休みするって電話しといて」って言います。

すみれも紀夫も出勤してしばらく寝てた後、のそのそ起き出して、制服に着替えてキヨに「気分良くなったので、学校へ行ってくるわ」これは普段、さくらちゃんがいい子だったから使える手ですね。

何度も使ってると、当然使えなくなります。

でも、まだまださくらはいい子。五月ちゃんと買い物に行き、ナイトクラブに行ける可愛いワンピースを買います。

五月ちゃんと話ししてみると、家出してること、ジャズ喫茶ヨーソローのママを実のママみたいに思っていること、お店の裏に住んでいること、一人暮らしではなく彼氏と同棲していること、などがわかりました。

まだまだ親の庇護を受けて生活しているさくらとは全然違う世界です。

そんな知らない世界を覗いてみたい、さくらの好奇心は広がるばかり。

しかし、そんな落ちていくさくらをなんとか守りたいのが健太郎くん。

関西の有名高校に一発で合格した健太郎くんは、さくらちゃんに気があるようです。

なんとか、ダークサイドに落ちるのを防ぎたい、そんな気持ちです。

健太郎くんは「今からナイトクラブ行くんやろ」って言いますと、さくらは「そうや」って言い、「一緒に行こ」って誘います。

しかし、健太郎くんはぶれません。

好きな子に誘われたらグラッと来るのにね、ちょっと行ってみようかとか。

でも、健太郎くんは「自分は行かへん、さくらちゃんもやめとき」って言います。

しかし、さくらは、「自分は行かへんのはかまへん。でもな、私は行きたいから行くんや。」って言ってナイトクラブに向かいます。

五月はナイトクラブの前で待ってたのですが、制服姿のさくらに対し、制服では無理やでって言いますと、さくらはお店で着替えさせてって頼み、着替えます。

着替えたさくらちゃん、可愛い。

しかし、後を追ってきた健太郎くん、見てしまいます。

ナイトクラブに入っていくワンピースのさくらちゃん。

club

それにしても健太郎くんのこと、さくらちゃんは眼中にないんだろうな。

今は。

でも、いつか、健太郎くんのことが気になる日が来るような気がします。

さてnight clubに行きますと、いろんな男が寄ってきます。

そらそうよね。

みんな酔ってるし。

しかも、寄ってきた一人に龍一君がいました。

あれー?お前・・・さくら?

着替えたさくらにびっくり。

そして例の通り、ドラム・ソロが始まり、二郎を見つめるさくら。

フロアではゴーゴーを踊ってます。

こんな世界、楽しくってしょうがないよね。

どうなるんだろう、さくらちゃん。

ところで、採用に忙しいキアリス。

すみれは、採用試験に動物の絵を描かせることを提案します。

動物の絵の出来不出来ではなく、その絵から感じる感性を大事にしたいって言うのです。

長く一緒に同じ職場で働くには、絶対に感性が合う人がいい、ということです。

絵の感性は君枝ちゃんは分かるような気がするって賛成してくれて、他の人も賛成してくれて採用試験に忙しい最中です。

つまり、誰もさくらの行動に気づいていないんです。

なかなか難しい時期になりましたね、さくらちゃん。

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