べっぴんさんのあらすじの第九十五話です




べっぴんさんのあらすじの第九十五話です。

[べっぴんさん] ブログ村キーワード

女の一生という企画を大急に持ち込んでいるキアリス。

女の一生なんてわからんもんよ、そう言ったのはヨーソローのママ。

奇しくも女の一生というキーワードでシンクロしたヨーソローとすみれなのでした。

さて、大急では英輔のエイスが10日のお試し販売で大忙し。

かつてすみれたちもやりましたね。

キアリスで。

その時には大急始まって以来の売上を上げたキアリスでしたが、エイスはどうか?

 

英輔は神妙に先輩のすみれのところに挨拶に来ます。

どうぞよろしゅうお願いします。

すみれも返します。

こちらこそよろしくね。

そう言えば昨日、潔さんのところに行きました。

さくらちゃんがいましたよ。

僕は家族で仲良く過ごしてると思っていました。

すみれも言います。

私もよ、なんでこうなったかわからんけど。

素直な気持ちを吐露しています。

 

何にしろ、エイスとキアリスは10日間、お隣さんとして大急で仕事します。

英輔の仕事ぶりも楽しみですね。

 

さて、キアリスでは西城君が工場回りから帰ってきました。

今日は滋賀の山奥行ってきました。

工場は水のきれいな土地の安いところに建てるものです。

大量生産の期待のかかるキアリスでは、生産ラインの確保も大事な仕事です。

そんな大事な仕事を新人の西城君に任せる紀夫の期待感が分かります。

そこに今日は男会の集まり。

西城くんにも声をかけ、みんなで居酒屋で集まります。

ま、西城くんに声を掛けた時に勝次さん、一瞬「しまった!」という顔しました。

そうです、西城くんの酒癖の悪さです。

案の定、西城くんは、飲んでつぶれてくだまいて。

やっぱり、工場回りは思ってた仕事と違ってたみたい。

なんか彼は仕事は華やかで楽しい仕事ばっかり追ってるみたい。

でもね、プロ野球の選手だって、基本はキャッチボールと素振り。

つまんない仕事、基本の仕事を繰り返しやってるんだよ。

しかも、戦争中と違って、くいもんある、のみもんもある、きるもんもある!

そう先輩に諭されると、やだやだって言って先輩の忠告すら否定しています。

 

だめだね、こんな社員。

見た目にはできそうだけど、仕事は中味や。

案の定、翌日、西城くんはキアリスを退職しました。

 

一方、中西くんは地味ですが、しっかりキアリスに貢献しています。

結局、中西くんを強烈に推していたすみれに人物を見る目があったのですね。

 

さて、さくらはヨーソローに行っています。

そこには二郎も来ていました。

二郎の横に座ってもいい?

って言ってたところに良子の子、龍一が来ます。

龍一はさくら、どうしたんた、家出したんとちゃうんか?

って言いますと、それを聞いた二郎。

「家出?・・・しあわせなご身分やな」

たしかにさくらの家出はとっても贅沢。

五月のように「いる場所がない」わけでもなく、心配してくれる家族もあり、ご飯を食べさせてくれるおばさんの家もある。

なのに家出か。。

それを二郎さんにまで、「しあわせだ」って言われました。

 

そしてさらにママがさくらを呼びます。

さくらに、ここにすみれが来たことを伝えます。

私を探しに来たの?

違う、明美ちゃんと飲みに来たんや。

 

そしてさくらにお母さんのこと、こういう人やと決めつけんほうがええで・・・

そう・・・・応えるさくらに、ママはさらに

「あんたは本当は何がしたいんや!

ってピシャリと言います。

 

ただ、あっちがいい、こっちがいいって生きていると流されるだけやで。

自分の人生の舵取りは自分でせな。

ママ流のさくらへの教育でした。

 

そして管理人の大好きな曲、宙船の歌詞にも通じます。

その船は今どこにふらふら浮かんでいるのか?

中略

その船を漕いでゆけ、お前の手で漕いでゆけ

最後はちょっと違うけどね

お前が消えて喜ぶものに、おまえのオールを任せるな!

さくらが消えて喜ぶものなどいないもんね。

 

さくら、このママの忠告に耳を傾けてくれるといいな。

さて、さくらが家出したすみれ。

寂しそうに家を片付けていますと、さくらのノートを発見しました。

そこにはさくらの少女マンガチックならくがきがありました。

さくら、少女マンガ読んでいたんやね。

shojomanga

キヨさんに聞きますと・・・

キヨさんが、学校から帰ってきても一人のことが多かったから、よく読んでいましたよ。

私、全然知らんかったわ・・・・親として失格ね・・・ってすみれがいいますと、

 

でもね、親がなんでも子供のこと知ってるわけではないですよ・・・とキヨさん。

実際にゆりさんやすみれさんのこと五十八さんは全然知らなかったですよ、細かいことまでは。

そうやったね・・・とすみれ。

でも、肝心なところは見ててくれたでしょ?それでええんと違います?

 

そうか・・・なんでも子供のことを知ってる必要はないのか~

自分の親の愛情の大きさを改めてすみれは知るとともに、自分も変われるようになればいいですね。

 

 

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