ひよっこのあらすじの第百三十四話です
ひよっこのあらすじの第百三十四話です。
川本さん、ここ空けてもらえませんか？
いらっしゃるのわかってるんですけどねー。
そうやって川本世津子のマンション前にたむろする記者たち。
まるで暴力団です。
その部屋の中では、か弱い大スター、川本世津子が小動物のように怯えています。
一体どうしちゃったの？
心配するみね子でした。
そしてすずふり亭では、由香が仕事を終え、ぐったり。
そこに省吾さんがやってきます。
由香、今日はありがとう。
その後、省吾が何か言おうとしますと、ちょっと待って。
家族の話はあと。
今日はただの助っ人のアルバイトだから。
またあとで。
このまたあとでの由香のセリフにホッとしたような、省吾。
うん、わかった。
そこに富さんと出かけた鈴子が帰ってきます。
由香の顔を見て、疲れた顔してるね。
で、由香に近寄ろうとすると、省吾が止めます。
今日は家族の話はなし。
と言うと、鈴子は分かったという顔をして、それ以上の会話は止めます。
ところで、あんた、なんで直ぐ近くにいたの。
今度は答えに窮する由香。
だから助けを求めるように、みね子に視線を送りますと、
みね子は冷たく、
「そうだよ、どうして近くにいたの？」
みね子は柏木堂で働いていること、知っていたのに。
困った由香は、とっさに「イチコに会いに来たのよ」
と薬局の前のカエルのイチコに会いに来たって言い訳します。
そしてドギマギしながらすずふり亭を出る由香。
その由香を追いかけるみね子。
「ごめんね、怒ってない？」って言うみね子に、
「怒ってないよ、それにしてもあんた、働くの好きなんだね」
なにそれ、イヤミ？
って聞くみね子に、由香は、「褒めてんだよ」って言います。
褒めてるんだか、けなしてるんだかわからないのが由香の特徴。
「私はへそ曲がりだから」
って言う由香。
根はいい子なんだけど、いつの間にかヘソ曲がっちゃったんだね。
由香が帰った後、すずふり亭のみんなが集まります。
鈴子は柏木堂で買ってきたお団子を出して、
「由香にも持たせればよかったね～、おみやげのお団子」
すると、みね子は無意識に、
「大丈夫ですよ～、由香は柏木堂で働いているんですから～」
その言葉に一同、「えー？」
しまったと思ったみね子、せっかく内緒にしてたのに。
ですから、内緒ばなしなんてできないんですよ。
特に女性の間ではね。
悪気はなくても、ついでちゃうのが、内緒話。
これで柏木堂で由香が働いていることがバレました。
夜、省吾と鈴子が今日のことを話してます。
「あの子、柏木堂まで出てきてくれたんだね。」
と鈴子。
「今度はこっちの番だね」
と省吾。
「今日は楽しかったかい？」
と鈴子。
「楽しかった」
と省吾。
佐々木蔵之介さんと宮本信子さんの名優の名演技。
泣かせます。
2人は幼い由香がホールを手伝っているところを思い出します。
オムライスが出来上がりました。
幼い由香は、オムライスを見て、「うわー、おいしそう」って言ってました。
現在の由香も、シェフのオムライスを見て、同じく、「うわー、おいしそう」って言います。
昔も今も変わらない由香の表情に、思わず顔がほころぶお父さん。
お父さんのシェフは、とってもシ・ア・ワ・セな一日だったのでした。
そして告別式で遠くから合掌していた富さん。
富さんは思い出の写真を胸に抱きしめて、一晩過ごします。
2人の楽しかった思い出に浸っています。
翌日、あかね荘では、そうめんパーティーが企画されています。
朝からそうめんを作ってます。
そこに富さんが来ました。
おはよう。
その姿に一同はビックリ。
今までは和服姿だったのですが、いきなりワンピース！
和服＝赤坂小町＝松永さん
だったのでしょうか？
その松永さんが亡くなった今、古いコートは捨てて、新しい一歩を始めるのでしょうか。
どう、可愛いでしょ？
と入ってくる富さんに、みんなは祝福します。
あかね荘のみんなは、富さんの悲しい恋も知ってます。
その恋が終わって、また新しい恋でもしようかしら。
そしてそのワンピースは、昭和の大歌手、美空ひばりを連想させます。
と思っていたところ、あかね荘のみんなが、彼女の「真っ赤な太陽」を合唱します。
そしてその日、みね子は川本世津子を救いに行きます。
秀くんにテレビ局で「自分でいいと思ったこと、どんどんやりなよ、遠慮しないで」ってアドバイス受けてから、どんどん変わって行くみね子。
由香をすずふり亭に戻し、今度は世津子を救いに行く。
人間、変わろうと思えば変わるんですね。
なりたい自分に変わろう！
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