ひよっこのあらすじの第四話です




ひよっこのあらすじの第四話です。

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赤坂の洋食屋さん、「すずふり亭」さんの前で呼び止められた、出稼ぎに来ているお父ちゃんの実。

今まで食べたことのない洋食のメニューを見ている実。

そこへすずふり亭の女将の鈴子さんに誘われて入ってみる実。

実は、本当は、洋食というものを食べたことがありません。

ですので、メニューを見てもわからないのです。

鈴子が、「全部、おいしいですけど・・・このビーフシチューなんかはいかがですか?」

って言いますと、「いや、これはちょっと高いな。このハヤシライスでいいですか?」と応える実。

もちろん、いいですとも、と言いながら、ハヤシライス一丁!ってオーダーします。

実は、ハヤシライスを食べて、びっくり(*_*)

「んめーな、うまい、うまい」

って目を丸くして食べています。

 

 

この役の沢村一樹さん、田舎モンの演技が絶妙で、観ていて、いい感じ。

そして相手が芸達者の女優の宮本信子さん。

東京生まれの、苦労人の江戸っ子気質がよく出ていて、これまたすごいなーって思いました。

宮本信子さんは、あまちゃんでは東北の頑固な海女さんのおばあちゃんを演じていて、まあ、本当に名女優ですね。

伊丹十三監督のお葬式からたんぽぽ、マルサの女ほか、たくさん優れた映画に出ています。

厨房には、佐々木蔵之介さん。

牧野省吾という役で、鈴子さんの息子役です。

そう言えばホール係にいた人、どっかで見たな、と思ったら、佐藤仁美さんでした。

佐藤仁美さんは、朝倉高子という役を演じます。

 

 

さて、鈴子と実は話をします。

鈴子:お近くにお住まいですか?

実:近くですけど、宿舎です。出稼ぎに来てます。

鈴子:それはそれは、ご苦労様です。で、今はどちらに?

実:どちらにって言われても、建築現場ですから。今は、霞が関のビルの現場です。あ、国立競技場にも行きました。自慢にならないですけど。

鈴子:自慢していいんですよ。今は、東京にあちこちたくさん建物立っているけど、全部、あなた方が作ってきたものです!だからどんどん自慢してください!

実:そう言われると、なんだか・・・嬉しくなるな~

沢村一樹の朴訥力もすごいけど、鈴子の東京人としての挟持もすごい!

思わず、ホロリとさせられました(;_;)

さらに、鈴子は帰省する実に、ポークカツサンドをもたせませす。

katusand

東京を嫌いにならないでくださいね!という一言とともに。

 

 

奥茨城では、子どもたちがお父ちゃんの帰りを待っています。

やっとバスがきました。

みね子も待ってます。

大好きなお父ちゃんに会います。

ただいま!

みね子は、おかえり。

弟、妹も大喜び。

家にはおじいちゃんの茂さんが待っていて、父ちゃんただいま、って挨拶する実。

うむ、と短く返事する茂。

と、お風呂ができてますよ、という奥さんに対し、ちょっと待ってと畑に出る実。

ああ、いいな~、この土。

畑の土を手に取りながら土を愛おしむ実。

本当に畑が、田んぼが好きなんだね。

ふるさとが好きなんだね。

見ていたおじいちゃんの茂も優しいまなざしを送ってます。

さ、はよ、家さはいるべ。

無骨に言うと、みんな土だらけの手を見せながら、家に戻ります。

父ちゃんの姿を見ていたみね子は、いつか私も偉くなって、父ちゃんに思う存分、たんぼ・畑をやらせてあげたい、そう思うのでした。

 

 

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