ひよっこのあらすじの第二十八話です
ひよっこのあらすじの第二十八話です。
希望に燃えた工場に入社し、いよいよ仕事の初日です。
ところがみね子は不器用で、何度も何度もラインを止めてしまいます。
あのラインが止まるブザー、そして怒号。
いつもラインを止めるのがみね子です。
しかも、愛子さんは、「大丈夫、大丈夫、そのうちできるようになるから」の一言。
それもみね子には答えます。
でも、作業自体はそんなに難しくないんだけどね~
別にハンダで基盤につけるわけじゃないし。
基盤の決まったところに決まった部品を差すだけ。
でも、みね子には、そのうちできるからという言葉にもムカついています。
茨城から出てきた純なみね子の心がどんどんネジ曲がっていくようです。
たしかにドラマでも、誰かがミスして鳴るブザーに、ドキッとしますし、それが実際の仕事場であれば、そのプレッシャーも半端ないですね。
パブロフの犬じゃないけど、よだれ出すだけじゃすまなくて、ブザーがなる度に、私じゃないかしらとどんどん追い込まれていくようで。
人間的に壊れていきます。
それを防ぐには何度も何度も指摘され、間違えないように根性を出すしかありません。
あんなもの慣れだから、と言うか、誰でもできるように考えられているものだから、愛子さんは「大丈夫、大丈夫、できるようになるよ」
と言う通り、いつかはできるようになるだろうけど、凹みきったみね子の心にはまったく響かない言葉なのでした。
そうなると例えば、お昼ごはんのときだって、大盛り、普通、少なめの中から、つい少なめを選んでしまうみね子さんなのでした。
働きが悪いから、たくさんのご飯は食べられないようです。
働かざる者食うべからずと言いますが、あれは資本家に対する労働者階級の言葉。
労働者階級のみね子はどんどん食べなくっちゃだめだよ。
そしてその日、時子がラインでミスします。
初めてのミスです。
しかし、これはみね子のためのミスなのでした。
後で、このことは、青森の兼平さんに指摘されます。
「今日、わざとミスしたでしょ」
「よくないけどね」
「私、間違ってると思います」
「だから、よくないことだって言ったでしょ。
でもあんなに凹んでるみね子、見るに見かねて」
本当の親友なんだね、みね子と時子は。
あと、愛子さんの、「大丈夫」の件、愛子さんは15歳の頃から、同じラインにいて、みんなと同じ女子の工員さんだったのです。
お父さん、お母さんが早くに亡くなり、弟と妹を学校を卒業された立派なお姉さんなのです。
工場から体を壊して、事務職と言うか、舎監になったそうです。
愛子さんは言うだけじゃないか、と思ってたみね子は、自分の不甲斐なさに気づいて、ますます落ち込みます。
でも、今が最悪な時期。
こういう子は、一度仕事覚えますと、とってもデキる子なんですよ。
なので、仕事を覚える前の時期。
そう夜明け前は一番暗いのです。
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