とと姉ちゃんのあらすじも第百四十ニ話まで来ました

とと姉ちゃんのあらすじも第百四十ニ話まで来ましたね。公開商品試験もクライマックスを迎えました。アカバネ社長の「1円でも安い作って売ってどこが悪いんだ、お客は安い商品を求めているんだ。お金があれば何でも買える時代なんだ・・・」そしてこうもいいます。「メーカーは商品を作って提供した段階で終わってるのだ！」だって～

でも常子が反論。「私はささやかなしあわせを大事にしたいんです。」「せっかく家電を買ったのにその家電が壊れたらささやかなしあわせが奪われる、事故が起きても奪われる、だからメーカーにはしっかりと自覚してもらいたいんです！」

って。

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そこで花山が切り札を出します。赤羽根さんの製品を調査していた時に、重要な事実を発見しましたって言うのです。それはコンセントプラグの中のネジ。本来真鍮によるネジが望ましいのですが、それは鉄に金メッキを塗ったものでした。鉄のネジを使えばいつかはサビ、発火の原因になるわけです。

これはもちろん、SJI規格違反です！

これにはさすがに国実も飛びつきました。このことは知らなかった社長も、技術担当者の村山に聞きます。村山は「仕方ないでしょう、社長の言うとおり作ってたら真鍮のネジなんて使えませんよ！」社長は激怒して「だからといって偽装していいわけないじゃないか！」

偽装の件、報告しなかった村山が悪い！サラリーマンの宿命だけどね。社長の側近になるには、立派な飼い犬にならなきゃいけないしね。

あーあ、だから商品試験の時に赤羽根の洗濯機が発火したのですね。よく調べましたね～。実は国実も敗戦によって国民の経済が盛り上がっている時に、水を指すのがあなたの暮らしだと思っていたのでした。

でもね、さすがに安全性、SJI規格違反は許せません。少しはあなたの暮らしの商品試験を見なおしたと言います。
良かったね～常子ちゃん。これでしばらくは雑誌も安泰ですね。

赤羽根も商品のコンセプトを変えるって発表しましたし、めでたしめでたしですね。

そしてもう一つおめでたいことが・・・
宗吉が大勝に店を譲るって言うのです。つまり、キッチン森田屋の店主になるって。
半人前だと思ってる大勝でしたが、逆に店を持つと腕があがるっていうんです。

美子ちゃんとの結婚も早まるのかな？

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