とと姉ちゃんのあらすじ、第百四十七話です




とと姉ちゃんのあらすじ、第百四十七話です・・昨日、花山編集長が小橋家にやってきましたね。これは、かかが呼んだようです。常子を外させるとかかは今までのお礼を言います。

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三人姉妹を花山の下で指導してくれたこと。残りの時間の少ないかかは、小橋家の恩人を家に呼んだのでした。花山編集長もお母さんを幼いころ亡くしている身。

常子のお母さんの具合を心配していた矢先の申し出なので、取るものも取りあえず小橋家に来たようです。でも、かかにお礼を言われた時、花山は「常子さんには他の道もあったのではないか?」って考えることもあるって答えました。その答えにかかは、

「いいえ、常子は幸せ者です!」

そう言い切りました。その言葉に花山は感謝、恐縮します。そして、かかは、「これからもよろしくお願いしますね!」花山に託した最期の言葉でした。

三人姉妹は花山を見送るとかかの部屋に行き、おしゃべりタイムです。美子は可愛くって、美子が笑ってくれると家族が明るくなる!、鞠子は縁の下の力持ち、目立たないけどしっかりしている、常子は、私がどれだけ支えられたか?幼い頃から無理ばかりさせていたしね。みんなありがとう。あなたたちはあたしの自慢の娘よ!

昔話に花咲く親子で、かかからの最期の言葉でもありました。

そしてよろよろと立ち上がったかかは、美子に支えられながら押し入れに入れてある、宝箱を取り出しました、中には小さな思い出が詰まっていました。いや積もっていました。

ととの最期、お出かけができない時、季節外れの花見を行ったときのはなびら、常子が初めて起業にチャレンジしたときの歯磨き粉など。小さな幸せが積もり積もっていたのでした。

それは死の床にある母の満足気な表情からもわかります。

「明日、常子の親子丼が久しぶりに食べたいわ」そういうかかに、「はい、ご用意しておきます」という常子・・・涙が止まりません・・・
それからかかは、振り返り竹蔵さんの写真を見ます。

「もうすぐですよ、もうすぐあなたのおそばに参ります」・・・なんかそう言っている背中でした。。。そして、10日後に亡くなりました。

si

あちらの世界で、「よく三人の娘を育ててくれた」・・・とととに褒められているんでしょうね!お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします!!

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