わろてんかのあらすじの第八十九話です
わろてんかのあらすじの第八十九話です。
風大は団吾師匠のラジオ出演をなんとか阻止しようと躍起です。
ラジオへの芸人出演=寄席の観客動員減につながると信じているんです。
でも、ですよ。
月の井団吾という名前が全国に行き届いているわけじゃなし、ラジオ出演を上手に使わなければいけませんな。
ラジオで月の井団吾師匠の面白さを知ってもらう⇒本物を見に寄席に来てもらう。
そういう風に考えなくてはいけませんね。
事実、吉本新喜劇もテレビで、大阪では毎週やってますしね。
同じように花月でもやってます。
テレビで見る新喜劇と、なんば花月で見る新喜劇では、面白さも違いますしね。
だから、団吾師匠のように、新しいメディアに飛びつくのは、正解なのです。
藤吉だって、お笑いをもっともっと広めたいって思うのは、同じ。
風大ほど頭は固くありません。
でも、ラジオは寄席の邪魔と風太が考えるのももっとも。
そもそも、団吾師匠以外にも、たくさんの芸人が風鳥亭にはいます。
大勢の芸人をくわせる責任が大番頭にあるんです。
でも、ラジオに出れるのは、ほんのわずかの芸人さんだけ。
今でもそうですね。
ダウンタウンとかさんまとか、レギュラー、冠番組を持っているのはごく一握りの芸人さん。
あとは、売れてない芸人さんがたくさんいると聞いてます。
でも、一発当てれば、テレビならすぐスターになれますし、コマーシャルにも声がかかります。
昨年で言えば、にゃんこスターがそうですね。
みやぞんなんかもブレイクしたし。
やっぱり、マスメディアは上手に使わなければいけませんね。
風太はそれでも、団吾のラジオ出演に反対。
なので、大阪のラジオ局の前で、団吾師匠を待ち伏せし、団吾のラジオ局入りを阻止しようとします。
また、風太は藤吉のところにも行き、団吾を邪魔しようと画策してることを報告します。
しかし、その前日、風太が来る前に、団吾が藤吉のところに来て、新しいことをやらなければならん。
そういうのです。
それでも、藤吉が、「寄席に来なくなりますよ」と言いますと、
それは寄席がつまらんからでっせ。
たしかに、そう藤吉に言われた風太は、
社長、そんな言葉に騙されたらあきませんで。
そんな時に、隼也とおてんが入ってきて、
まあまあ、そんな大声で。
とおてんが言いますと、風太が隼也に、
「隼也、お前のお父ちゃん、闘病生活でなんや弱気になっとる。
ここらでガツンといったり」
「わかった」
風太が出ていくと同時に、隼也たちと交代です。
隼也は藤吉に話があって来ました。
リンドバーグみたいな冒険がしたかった隼也。
実は、藤吉の会社を継ぐことから、逃げていたことに気づきます。
藤吉が倒れた後、一生懸命頑張る母の姿を見て、隼也は、藤吉の会社を継いで、藤吉を超えることを決意。
なので、藤吉に会って、「大学に行く」って言いたかったのでした。
そしてそれを聞いた藤吉は、
喜びながらも厳しく、この世界は甘くないで、お前が使えんかったらさっさと放り出すからな。
そういう口調は、少し嬉しそうです。
さて、隼也と藤吉が仲直りしたあとで、今度は風太。
風太は会社に戻った頃、風鳥亭では、みんなでラジオを囲ってます。
ラジオでは夜8時から番組で団吾が出る予定。
でも、大阪では風太の手下が張っているので、団吾は出られないはず。
でも、8時になると、団吾が出てきました。
一同驚きます。
あいつら、失敗したんか。
悔しがる風太に、ラジオでは、京都放送局で放送していますと言ってます。
団吾は、風太の邪魔を見越して、京都で放送することにキメたのでした。
そして、そのラジオは、藤吉も聞いてます。
演目は死神。
うーん、何やら、藤吉の最期がみえてきましたかな?
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