わろてんかのあらすじの第九十三話です
わろてんかのあらすじの第九十三話です。
藤吉が退院して職場に復帰しました。
けれど。
藤吉の左手がおかしい。
もしかして中風の後遺症でしょうか。
もう俺には時間がないのかも知れない。
そう感じたのでしょうか?
隼也に会社を引き継ぐ前に、俺の持ってるものをおてんに引き継がなきゃ。
そう言って、万丈目の記事に目を通して朝からケラケラ笑ってるおてんのところに言って、おてん、おてんにもいろんなこと手伝ってもらうで。
おなごの目でも、新しいこと考えて欲しい。
隼也も手がかからんようになったしな。
おてんは新しいことを始めるのでワクワクしています。
たとえば、ラジオ。
ラジオとの打ち合わせでは、落語は年配の方がリスナー。
で、若い人は相撲や野球中継に夢中ですわ。
できれば、若い人に受ける漫才も出して欲しい。
どつき漫才は面白さが半分も伝わらんしな。
せやな、漫才もラジオにどんどん出していかな、いかんな。
と藤吉。
そして寄席の番組作り。
キース・アサリは人気者やさかい。
こっちで朝やってもらって、ここで、南地に出てもらう。
そうやって番組を組んでいくのを見て、いざ、自分でやってみると難しいわあ、とおてん。
アサリ・キースが練習してるところに行きますと藤吉は
もっさりした話方、やめいや。
アサリはそんな言い方、ないやろ?
と言いますと、芸人は今ウケてても、明日ウケるとはいかんのや。
悔しいか、悔しかったら、新しいもん、作ってみいや。
芸人は立ち止まっていたらあかん。
足踏みしてても靴底は減る!、今で言うとそんなことですね。
しかも、これは芸人だけの仕事ではありません。
ビジネス全体に言えることです。
アサリ・キース・風太が話してます。
せやけど、落語てなんで、あんな長いこと続いてるんや。
キースは、それは、しゃべくりの芸やからや。
しゃべくりやから、時代に応じて、臨機応変に変えることができるんや。
それや、と風太。
これからは、しゃべくりだけで、いけ。
どつきも、音曲も、なしや。
早速、アサリ達がやってみますと、どつき漫才を期待していた客から、大ブーイングです。
キースのしゃべくりは、お客には難しいかもな。
と、万丈目。
わしの新聞の小話は、散髪や銭湯に行って、拾ってきた話を、わかりやすく書いてるだけや。
ほな、お前らも、散髪や風呂行って来い、どんなくだらん話でも、メモしてくるんやで。
と言って風太は、キースとアサリを送り出します。
藤吉くん、と言って話しかけるのが、栞くん。
これが、頼まれていた、ニューヨークの舞台の地図だ。
なにか、とっても急いでいるようだが、と藤吉が言いますと、
この年になってな、ようやく時間が足らんことに気づいたんや。
でもね、実際はただ急いでいるのではなく、生き急いでいる感じです。
僕はトーキー映画を作りたい。
弁士が解説してる映画やってるのは、日本だけです。
でも、トーキー作ると、弁士が猛反発する。
失業するからな。
そこで藤吉。
自分がやりたいと思ったら、前に進むしかない。
そう言いますと、確かに、と栞。
絶対にトーキー作ってやると決意します。
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