ひよっこのあらすじの第四十九話です
愛子さん。
舎監の仕事は忙しいわね。
ポツリと言います。
食堂のおじさんが、どうしたの?
声を、かけますと、この仕事、忙しいわね、そうやって応えたんです。
もう、ずっとだからね。
でもね、愛子の頭の中は、この間の給料の減額の件。
大体倒産する会社って、給料の遅配や減額から始まるからね。
今日は工場の責任者(松下)が、本社に呼ばれているし。
愛子さんは何か感じているみたい。
さて、寮ではそんな事を知らずに、思い思いのことをしています。
寮長の幸子さんは、新居の住宅のお話をしています。
家賃7000円の部屋に入るのに100倍の倍率だって。
まだまだ住宅環境が悪かったんですね。
しかも、そのころはまだ大家の権利が強かったけどね。
敷金とか礼金、一杯とられていたみたい。
今は、空き室にならないように部屋を借りてくれる方を確保する時代です。
賃貸マンションなどでは、違法に入国した人たちの巣になっていて、大変です。
その頃とはまるで隔世の感がありますね。
さて、本社から松下主任が帰ってきました。
愛子は、その表情を見て、分かりました。
松下と愛子は、一緒にいた時間が長く、松下を励まします。
がっかりするな!松下、みんなを集めて話しなさい。
そうやって背中を押しますと、松下は、みんなを集めて言います。
「今日は、みなさんに辛いことを言わなければなりません」
愛子だけが知っている松下の言う辛いこと。
「向島電機が倒産しました」
カ¨━━━━( ゚Д゚; )━━━━ン
聞いていたみね子は、頭が真っ白。
会社が倒産?
真っ白けです。
それでも寮長の幸子は気丈に言います。
松下さん!
それはもう決まったのですか。
私たちが寝ないで頑張っても、もうどうしようもないのですか?
さすが、幸子さん、粘ります。
がんばれー。
しかし、普段は女子工員たちにハッパをかける主任の松下にもどうしようもありません。
いや、それどころか、松下だって職無しです。
工場長だって職なしです。
社長だって無職です。
と言うか社長こそ、批判の嵐です。
債務者です。
一番の泥をかぶらなければいけません。
倒産するということは、誰かにお金を払えなかったということ。
取引先にも大きな迷惑をかけることになるのです。
ですから。。。
会社は儲けを出して、従業員に給料を払わなくてはいけないのですよ。
それができなかったら社長は失格。
第一の責任者は社長ですよ。
末端のみね子には責任がありません。
ですが、一ヶ月は工場が操業しますが、後はなくなります。
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