ひよっこのあらすじの第六十九話です




もともと藤子不二雄にあこがれて富山の高岡からでてきた裕二と啓輔。

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ところが一旦帰郷したのはいいけど、相方の裕二が戻ってこなかった。

あかね荘に帰ってきたのが啓輔だけ。

今まで一人でマンガを書いて頑張っていた時に、裕二が富山から帰ってきたのです。

あかね荘の啓輔の部屋では、みんなで持ち寄ったラーメンライスコーヒーを食べていた時でした。

啓輔は当然、相方の復活に喜びます。

しかし、クールな久坂早苗は、「あんたたち2人でもうまく行かなかったんでしょ。相方が戻ってきたからって本質的にはまったく変わってないんじゃないの?」

そういう突き放した言い方に、みね子は、そんなこと冷たいこと言わないで、せっかく相方が帰ってきたんだから。

って言いますと、

そこに慶応ボーイの島谷純一郎が口を挟んできます。

「早苗さんは、冷たい人じゃないよ」

と言い、さらに、「本当に冷たい人ならば他人のことに口をこんなに挟まないよ。ほら今だって会話を楽しんでいるし」

って言いますと、早苗は、

「あんた、もしかして、私に惚れてるの?

残念だけどあたしはあんたみたいに上からわかったようなこと言うやつ、大嫌い。だから諦めて」

なんか話が変な方に行ってしまいます。

しかし、さすがに島谷純一郎も、

「ご心配なく、僕も喜怒哀楽のはっきりしない女性は苦手ですから」

そうやってにべもなく断ります。

さて、話は裕二の方に及びます。

なんで、今まであかね荘に戻ってこなかったの?

実はお正月に帰郷した時に、2人で約束したのが、

「あくまでも一時的に親に顔を見せに行くだけ、滞在中はたらふく食べて、食いだめして、できれば食べ物を持ち帰って、あわよくばお小遣いももらって・・・」

そんなうまいことを考えていて、実際にその通りしたのは、啓輔だけ。

裕二は帰ってこなかったんです。

どうしてでしょう。

しかも2ヶ月以上も帰ってこないんです。

もはや漫画家は諦めた、そんな風に思われるのも当然ですね。

裕二の実家ではお見合いとかさせられましたが断り、しかし、実家で運送屋を営んでおり、ちょうど運転手がケガしたので手伝ってた。

でも運転手は10日くらいで復帰。

では後の2ヶ月は?

内藤洋子似の可愛い子を見つけ、その子に毎日会いに行ってたそうな。

えー?

男性軍が口を揃えます。

それじゃ仕方ないな。

あの島谷純一郎も同意します。

でも、そういう問題じゃないでしょ?

みね子がツッコむと早苗さんは、「気を付けなよ、男なんてそんなモンだから」

さて、みね子は今度は漫画家2人に作品を見てくれって言われます。

mangaka

理由はみね子がマンガを読んだことないから。

マンガのことをよく知らないから。

率直に意見を言って欲しい、とマンガの原稿を渡します。

みね子が読みます。

面白くないです。

でも私の顔を2人は見てます。

なのでちょっぴり笑ってあげます。

すると漫画家の2人も嬉しそう。

一生懸命書いたのね、って感動するみね子は泣いてしまいます。

感動している!

またまた喜ぶ2人。

勘違いが2人を大漫画家に変身させるかも?

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