とと姉ちゃん あらすじ 第百十四話
とと姉ちゃんのあらすじの第百十四話です。いよいよ水田と鞠子の披露宴です。宗吉のなが~い演説が終わって、やっと「乾杯!」
宴会でも水田家のご夫婦は明るかったです。結婚はどっちかというと家と家との結婚という意味合いが強かったものでした。だから水田家と小橋家が結びつくということが大事だったんです。今は個人と個人の気持ちが大事ですよね。鞠子と水田は恋愛結婚(個人の気持ち)でありながら、お互い素敵な家族に恵まれました。
意気投合した二つの家族。うまくやっていけそうです。乾杯が終わって今度は主賓のスピーチ。常子の上司、花山伊佐治がスピーチに立ちます。
花山のスピーチは、家族の絆は味噌汁の味にあるというもの。今日から水田と小橋の家が結びつく。家族は国家の縮図だ。いわば国家と国家が一緒になるようなもの。国家はそれぞれに歴史を持って成り立っている。水田家も小橋家もそれぞれ別の歴史を持って成り立っている。そして、今日から二人はお互いの家の歴史をしっかり理解して家庭を作っていかなければならない。その象徴が味噌汁。味噌汁の味はそれぞれの家庭で違う。これからふたりで家庭の味噌汁の味を作っていって欲しい。
その味噌汁の味が完成する時に二人の家庭は素晴らしい家庭になっていることでしょう。さすが名編集長の花山伊佐治。披露宴の皆さんに感心されるスピーチでした。
次は小橋家を代表して常子のスピーチです。こういう立派なスピーチの後はやりにくいものですよね。ハードルが上ってしまいました。しかも、常子のスピーチは偶然にも花山と同じ「味噌汁の話」
普通はこういう家庭の味の話は女性がするものなんでしょうけど、そこは花山。やっぱりスピーチ一つにしても違うんですね~、アイデア、素材の選び方などが女性視点なんです。
スピーチに向かう常子は花山を恨めしそうに睨みながら、訥々と話し出します。話は鞠子の優しさに、そして常子にいつでも寄り添ってくれた鞠子のエピソード、最後はととの代わりとして家族を守っていたつもりだったけど、実は鞠子に支えられていた。そんなことを話しながら、鞠子はとっても素敵な女性です、絶対に水田さんは幸せものです。
だから水田さん、鞠子を幸せにすると約束してください・・・水田が一生をかけて幸せにいたします。と常子の前で誓います。あー、感動のシーンでした。
花山のスピーチが硬、常子のスピーチが軟。見事な「あなたの暮らし」のメンバーのコラボレーションでした。そしてその夜、鞠子は小橋家を出ていき、水田家に嫁ぎました・・・
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