とと姉ちゃん あらすじ 第七十七話




とと姉ちゃん あらすじ 第七十七話です。着の身着のままで逃げ出したおりゅうさん。やはり空襲で焼け出されたらしい。そして偶然、常子の家の前を通ったのです。

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東京大空襲では警報が鳴り止んだ途端、また空襲が来た、とおりゅう。あたりは死体の山。もうそんな光景はなれっこになっちまったよ。と衝撃なことを言ってます。

明日は我が身。いつどうなるかは誰にもわからない。

着の身着のままで逃げてきたおりゅうも弟たちに何かを食べさせようと思って探してもすぐに誰かにとられてしまう、腕ずくで。でも、常子の家でやっと食べ物にありつけました。

でもね、さすがにおりゅうも凹んでいます。戦争はいつまで続くんだ?って。いつ自分に焼夷弾が降りかかってくるかはわからない。それは常子も一緒。

だからこそ、戦争が終わったら何がしたい、ってゲームを美子たちがやってたんです。自分が生き残ることができたら・・・なかなかそんなこと考えられる時代じゃないですし。

おりゅうは朝早く起きて家の前を掃除していました。昨日の一宿一飯の恩義のお返しですね。一緒にいた子どもたちも手伝っています。キモチイイですね~。

おりゅうは出ていこうとして常子の雑誌を見つけます。でも、おりゅうさんは文盲でした。字が読めないんです。昨日のゲームでは将来何をしていいかわからなかったおりゅうさんも、「勉強をしたい」って言います。

今は文字が読めないけど、読めるようになりたい。

そこで常子が雑誌のタイトルを読んであげます。「新世界」よ、って。それを見て、おりゅうさんは「あんたがうらやましいよ、あたしが知らないこといっぱい知ってて・・・」

戦争が終わったら・・・世の中をもっと知りたいって。。それは常子も一緒。たくさん、知りたいことあるって。そしてこのおりゅうさんの一言が戦後の雑誌づくりに邁進する常子の原動力になるのでした。

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