わろてんかのあらすじの第十話です
高橋一生さんは、大手製薬会社の御曹司、伊能栞。
その御曹司とお見合いの話が進んでいて、てんは、すでに顔写真で伊能栞の顔を知ってました。
しかし、伊能栞は多忙なのと、関心がないのとのことで、てんとの見合い話を知りませんでした。
帰ってデスクを探しますと、親から来た手紙のなかに、てんの写真があったのです。
それにしても、そんなお金持ちがなんで繁華街に来るのでしょうか?
ちょうどてんを見つけた風大が一緒に付いてきたので、伊能栞に聞いています。
「私は色々なものに興味があってね。たとえば、大阪の演芸、大衆芸能などにも関心があるし、活動写真にも関心がある。いずれはそういう関係の仕事をやってみたいとも思ってる」
彼は、淀川長治さんのような映画評論家になりたいそうです。
あ、今は有村昆さんか。
いずれにしても大企業の御曹司としては変わっています。
でも、かわりびとといえば、てんも負けていません。
幼いころ、くすり祭りにやってきた一座の一人の面影を追って単身、京都からやってきた女の子です。
その男は食い逃げしているところを、てんと会ったのでした。
ははあ、その芸人さんは、あなたが想ってる人ですね。
そう栞が言いますと、そんなんじゃないです。
ただ、結婚前に、その方に会って、心のけじめを付けたいと思って。
あーあ、結局、その泥棒芸人が好きなんじゃん。
そして、栞は、屋敷に泊めてあげて、翌朝風大とともに京都に帰ります。
ところが帰ったてんを待っていたのは、鬼の形相をして仁王立ちしてる儀兵衛。
儀兵衛は袂にたくさんの手紙を持って、てんを待ってました。
てんが、戻るなり、怒鳴りつけます。
今までどこにいっとんたんや。
そして手紙の束を持ち、親に内緒でこんなことしおって~。
その手紙の束は、てんの宝物、北村藤吉からの手紙でした。
手紙を焚き火にくべ、燃やしてしまいます。
それを、見てがっかりの、てんです。
てんはさらに、納戸に閉じ込められてしまいます。
お前はここで、頭を冷やしておけ。
中で一人考えるてんは、籐吉のことを忘れることにしました。
あの人は、影法師、そう思うことにしました。
しかし、兄の新一がやってきて、てんに早く出ろって言います。
納戸からてんを出して、新一は儀兵衛と話します。
なんでてんに急いで見合いさせるんや。
洋薬を保管していた、神戸の倉庫が燃えたから、伊能さんに頼るんやろ。
そんなのお父ちゃんらしくない。
そういったところで、ずぼしを指されたか、新一をぴしゃり、平手打ち。
その時、神戸の倉庫が焼けて、弱り目になっている時に、今度は債権者が藤岡屋が振り出した手形を持ってやってきました。
手形というのは約束手形で、いついつまでにお金を支払いますって言う証文です。
でも、約束の日にお金がもらえないと、不渡り手形になってしまいます。
債権者は、常にお金の決済を心配しますので、藤岡屋が大変なことになってると、真偽を確かめに、あるいは、割り引いてでも、現金化しておきたいというお客でごった返します。
手形を決済前に現金化することを割引手形と言います。
しかし、藤岡屋といえど、いつも現金が常備してあるわけではありません。
お客さんにあるだけは支払えますが、全部となると、金策するしかありません。
債権者が押しかけているから夜逃げもできません。
でも、儀兵衛が金策に走ると、店はどうする、今度は店が回らなくなります。
そこに手を上げたのが新一。
新一はなんとかこの困難を乗り切ろうと三日三晩、働きます。
しかし、病弱の身、3日目には倒れてしまいます。
新一を診た医師はなんでこんな無茶なことをするのか?と藤岡の家族を責めます。
金策から帰ってきた儀兵衛は、新一のことを思って、ドイツの洋くすりを扱うことを決めたと話します。
新一は、先見の明を持っており、かねてからドイツのくすりを高く評価していました。
しかも、新一の病の特効薬もドイツでは開発済みだというではないですか。
そんな新一のために買ったドイツのくすりを保管していた倉庫を燃やしてしまった。
痛恨の極みです。
そしてとうとう、藤岡屋から笑顔が消えました。
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