べっぴんさんのあらすじの第四十九話です
べっぴんさんのあらすじの第四十九話です。坂東営業部のファッションショーも盛況に終わって、すみれ、紀夫、栄輔、ゆり、潔の方向性がばっちり決まりました。あ、栄輔だけは自分探しの旅・・・かな?
さて、ファッションショーから2年後、神戸のキアリスは第一次ベビーブーム(いわゆる団塊の世代)の余波で大変な人気のお店になってました。でも、すみれたちは奢らず、粛々と仕事をしています。
そんなキアリスにある日、上品なご婦人が訪ねてきました。お店を見ながら、お買い物をし、すみれたちに挨拶します。手に持っていたのは2年前坂東営業部のオライオンのファッションショーでお客様にお配りした、キアリスの宣伝用に作ったカードでした。
「あ、ファッションショーにいらしたのですね?」とすみれ。「主人と一緒にお邪魔していました。ええ、あなたたちのご挨拶を聞いて神戸に行ったら必ず寄ろうとおもっていたの」っておっしゃるではありませんか。
2年前のカードを持って来てくれたことに感激したすみれたちは、お客様の品を丁寧に包装してお渡しします。さて、坂東営業部。ファッションショーをやったはいいが、その後、大口の取引先が欲しい、デパートのお墨付きが欲しい。
実は坂東営業部は紳士服で大急百貨店のお墨付きをもらっていました。大急がバックで支援してくれたので、とっても商売がやりやすかったのです。戦後の好景気で復活した大急。ぜひ、潔は大急との取引を再開させたいと社長を接待することを決意。
潔は紀夫も接待に連れて行こうと説得、接待の場に引き出します。
一方のすみれ。すみれは、ある日、新聞社の取材を受けます。神戸の商店街で活躍しているお店の店主として取材を受けることになりました。すみれは今や、女性起業家ですからね~
ちょっと夫婦に格差が付いてしまったようです。
さて、大急百貨店の社長との接待。大急の社長は大島社長で、あの伊武雅刀でした。だからとっても貫禄があります。その大島社長に潔は接待攻撃します。
「社長、なんとかオライオンを戦前のように取引してください」と潔。「まあ、紳士服ならね~、婦人服となると、ちょっとね~」と社長。「婦人服の方が絶対に面白いですって!」と潔が言いますと、「では、まだどこもやったことのない売れる仕掛けを持ってきなさい」って社長が厳しく言います。
さて、商談のキモが終わり、飲みながら潔がなにげに、「社長、今どこか取引したいお店はありますか?」といいますと、「いやね女房がね、この店は本当にいい店だ、って言うんだよ」とキアリスのカードを出します。
大急百貨店の大島社長が入れたい店というのはすみれのキアリスのことでした。潔は目を輝かせ「社長、このお店と取引したいんですよね、私におまかせください、私が取次しますので!」と断言。
「おおそうか!」と改めて乾杯しました。紀夫は例のごとく複雑な表情です。その夜、ひどく泥酔して帰宅した紀夫でした。これも夫婦格差の問題でしょうか?
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