ひよっこのあらすじの第七十ニ話です
シェフはみね子をスナックに読んで由香の件を話そうとしています。
一方の鈴子は、お店の裏で座って、星を眺めています。
そこに和菓子屋のご主人がやってきます。
鈴子さん、何見てるんだい。
この町も立派になったね~
そうだね~って和菓子屋さん。
戦争でたくさんのものを失くした~
って鈴子が言いますと、ご主人もそうだね、失くしたねって言います。
そんな何にもないところから、頑張って失くしたもの取り戻そうとしたっけ。
で、豊かになった。
豊かになっても、どっかでまだ戦争が終わってない気がしてるの。
鈴子は続けます。
偉い人が「もはや戦後ではない」って言ってたんだけど、とんでもない、私の中では戦後は終わってないの。
そうだね~、まだ終わってないね~ってアンコ屋さん。
場面はシェフとみね子が飲んでいる月時計。
シェフはみね子に語ります。
俺が戦争に行って帰ってきた時、店は跡形もなかったんだな。
残ったのはドビソースと鈴子さんだけ。
鈴子さんと2人必死で頑張って、何とかやってきた。
そして俺が結婚して由香が生まれた。
由香は可愛くてな~、小さな看板娘をやっていたんだよ。
で、俺の奥さんは、なんにも言わないけど、働き者でな~
由香が生まれたころは、めちゃくちゃ忙しかったんだ~って。
でもね、由香が10歳になったころ、突然死んじゃったんだ。
家内は節子って言うんだけどさ、節子は我慢してたんだね。
体の具合が悪いのに、我慢してさ、いきなり逝っちゃった。
で、由香はお母ちゃんが死んだのは俺達のせいだと思ってさ、グレ始めたんだよね。
節子が死んだ頃はちょうど借金を支払い終わって、これからだって言うときだったのに。
今度は場面は、すずふり亭の裏庭に戻ります。
すずふり亭の裏では、三宅裕司のアンコ屋のオヤジが鈴子に話してます。
あーあ、この赤坂の戦後から立ち上がった風景を、節子さんとうちの女房に見せてあげたいな。
そうねえ。
鈴子さんも同意します。
節子さんと一緒にみたいな~
しみじみ言う2人です。
ということは、和菓子屋さんの奥さんも早くになくしているんですね。
なので、長男のヤスハルさんだけなんですね。
しかし、そのヤスハルさんが由香のことを、
「あの子、そんなに金困ってないよ」って言ってたと鈴子さんに伝えます。
え?びっくりするのは鈴子の方です。
毎回お小遣いを渡しているのに、困ってないの?
ヤスハルが言うにはね、たまには私のことに気づいてねって言うサインなんだよ、ってことなんだよ。
鈴子はそれを聞いて安心したような表情になります。
それにしても普段は無口なヤスハルくん。
由香ちゃんのことになると、熱心ですね。
そしてヤスハルのお父さん、和菓子屋さんのご主人も感激します。
あのヤスハルがこんなに大きくなったんだな~、由香ちゃんのことこんな風に言うんだよ。
俺は幸せ者だよ。
そして、シェフとみね子。
由香はお母さんが死んだのは俺達だと思ってるし、俺達も節子を働かせたって言う意識があるし、
そんなこともあって、由香を甘やかしていたんだ。
って言います。
ちなみに由香ちゃんは島崎遥香ちゃんが演じており、ぱるるの演技がすごくいいです。
朝ドラのAKB、みんないいですね。
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