わろてんかのあらすじの第九話です




わろてんかのあらすじの第九話です。

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昨日は藤岡屋の神戸の倉庫が火事だってことで終わりました。

藤岡屋の神戸倉庫には、ドイツから買った洋くすりがたくさん保管されていました。

それらの在庫がパーになってしまいました。

藤岡屋にとってピンチです。

商品がなくなれば、それを売って利益を得る商売もできません。

資金がショートします。

倒産です。

なので、儀兵衛は、金策に走ります。

金策は銀行です。

でも、銀行は困ったときほど融資してくれません。

土下座して頼む儀兵衛に金融屋は言います。

お宅とは長い付き合いや。

でもな、何の担保もなしにお金は貸せません。

そう、担保になる商品は消えてなくなってしまいました。

ですが、イノウ製薬と合併できれば別。

融資はなんぼでもさせてもらいます。

なるほど、合併か、それならてんと伊能栞(伊能家の跡取り)との縁談は早くまとめなきゃ。

というわけで儀兵衛は、縁談をまとめにかかります。

日取り、結納。。

でも、てんは笑えません。

立派な相手と結婚すること。

それはわかってるけど、てんは嬉しくないのです。

いまいち笑えないのです。

しかし、お家のため、結婚を決意しなければなりません。

その前に、北村藤吉に会いたい、そう思ったてんは居ても立ってもいられない風で、法善寺に行きます。

場所は風大に聞き、トキに詳細を話し、でかけていきます。

法善寺にある南北亭という寄席に籐吉を探しに行きます。

初めての大阪は今日も活気にあふれ、またどこからか人がくる~♪

てんはその熱気に圧倒され、それでもテンションがあがります。

そしててんは籐吉の出ている寄席であるはずの、南北亭を見つけます。

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そこで呼び込みの兄ちゃんに、舞台に出てる北村藤吉さん、いる?

ところが北村藤吉?

おらんな、そんなやつ。

ところが、てんは籐吉からの手紙で、籐吉は日本一の芸人だって刷り込まれているので、籐吉を知っていて当たり前だと思って聞いてみたんです。

が、呼び込みですら、知らない。

籐吉?

どこの馬の骨や?

てんはその言葉に意外で、日本一の芸人なのに、なんで知らんの?

そんなやり取りを見ていたヤクザもんが、てんを取り囲み、おじょうちゃん、誰を探してるの?

北村藤吉ってお人や。

そんなら知ってる。

ついておいで。

まんまと騙されてついていくてんは、裏路地に連れて行かれ、やくざもんに取り巻かれます。

絶体絶命のピンチに陥ったてんを助けたのは、伊能栞くん。

そう高橋一生さんの演じるイケメンで、お見合いの相手の伊能製薬の御曹司です。

やくざもんをステッキ一つでバッタバッタと倒すのは、まるで活劇ですね。

そんな風にしててんを助けました。

てんは差し出された手の先にある顔を見て、やっと気づきます。

もしかして、伊能さん?

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