わろてんかのあらすじの十五話です




蔵の中に突然入ってきた風太は、怪我してる籐吉を介抱するてんとおトキを発見します。

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頭から血を流してる籐吉を見て、風太は、しゃあないな、治ったらでていくんやで、もし、治っても京都に居座ってたらわしが川に沈めたる。

そう言うと、風太は籐吉のいる蔵を出ていきます。

それでも、風太はてんのミカタです。

風太までが籐吉をかくまうことになったのでした。

それ以来、父が蔵に近づこうとすると、風太が阻止し、母が蔵の周りの掃除をしようとすると、てんが積極的に掃除します。

みんなで籐吉を守ってます。

一方で儀兵衛さんは、てんのお婿探しに忙しい日々が続いています。

毎日毎日、てんのお婿さんのお見合い写真を見ては頭を抱えています。

自分が結婚するわけではないのにね。

こういうものは、本人がその気にならないといけません。

だから、時々てんは何をしとるんや、とてんに当たります。

ほんまに後を継ぐ気があるのかいな?

でも、奥さんはてんの心をわかってます。

てんは後を継ぐ覚悟は決まってるみたい。

そう言われて安心する儀兵衛でした。

それにしても、ニセの手紙で籐吉に騙されていたてんですが、そんなことはどこへやら。

一生懸命、籐吉のケガの看病をします。

けど、籐吉はケガしている間は、舞台に穴を開けてます。

なので、座頭にことわっていないと、もう舞台にでれなくなります。

風太を使いにだし、座頭に状況を説明に行きます。

風太が座かしらに来たところを見ていたのはリリコ。

あれは、てんと一緒におった、男や。

なんで、あの男が座頭のところに。

そして、風太を追って、リリコが藤岡屋に来ます。

ちょうど、包帯が切れた頃、包帯を買いに出かけたてんは、道でばったりリリコに会います。

リリコはてんに、いきなり「籐吉さん、どこへ隠した?」と聞きます。

どこへ隠したなんて、人聞きの悪い。

隠したんやありません。

守ってるんです。

そうてんは言いますと、リリコは言います。

守ってる?私には守るもんなんかないわ。父も母も兄妹もおらんわ。天涯孤独や。

tengaikodoku

死んだお父ちゃんの知り合いの芸人に拾われて、それ以来ドサ回りや。

ひもじい思いもしたことあったけど、そんな時にべっこう飴くれたんが、籐吉さんや。

だから、うちはあんたよりずっと先に、籐吉さんが好きやったんや。

籐吉さんは芸が下手やけど、やさしんやなあ。

でも、それほど好いている籐吉を取り戻そうと、リリコも必死です。

そんなリリコの話しを籐吉にしますと、リリコもキースも家族と一緒や。

てんも風太もおトキも家族やって言います。

そのうちにこの2人も家族になるのでしょう。

ところが、嫉妬に狂ったリリコがとんでもないことをします。

儀兵衛に籐吉のことをチクったのです。

待ってたら盗られるだけや。

さあ、大変、儀兵衛はギョロ目で、蔵を捜索、籐吉は発見されてしまいます。

さあ、どうする?

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