べっぴんさんのあらすじの第百四十一話です




べっぴんさんのあらすじの第百四十一話です。

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キアリスの夢。

それはキアリスに来てくれたお客さんを、ショッピング・育児相談・子供の遊び場・お友達を作る場としてのワンダーランドを作ること。

そのワンダーランド建設を前に、資金調達で苦しんでいるキアリス。

ここでその夢を諦めたら一生諦めることになる!

あたしたちの集大成の夢を完成したい!

どうしても諦めきれないわ!

 

 

そこに来たカドショーからのお話。

うちの会社が全面的に出すよ。

甘い誘いに乗るかどうかの決断のときです。

そこで村田健太郎、健ちゃんが意見します。

皆さんたちの夢、ワンダーランドをなんとしても実現したい気持ちはわかります。

しかし、銀行が資金は出さないと言うてるんです。

ということは、今のキアリスにはその力がない、と言われているんです。

今、力がないならじっくりと力を溜めるべきやないですか。

コカド社長が申し出てくれたからと言って、話に飛びつくのはキアリスらしくないと思うのです。

みなさんの夢は私の代で叶えるように頑張ります!

そう勇ましく宣言した健ちゃん。

大きくなりました!

 

 

そして、紀夫とすみれは、ついにカドショーに訪問します。

この間のお話、なかったことにしていただきたい、と断りに行きます。

本当にいいのかね。

コカドは言いますと、戦争に負けて悔しかった、だから、私は世界を見返してやろうと思ってやってきた。

君たちも戦争は知っているだろう!

なんで、ここで積極的に勝負に行かない!

と半ば責めるように、すみれに言いますと、いいえ、私達も敗戦の悔しい気持ちはたくさん味わいました。

と焼け野原になった神戸の自宅の前でオロオロ((;д;`≡´;д;))オロオロしているすみれを思い出します。

でも、私は悔しい思いを見返す力にするのではなく、前を向いていきたい、そう思います。

勇気を持って、愛情を持って、大好きな仲間と共に、歩んできたのです。

キアリスは木の種みたいなものです。

いつかは花が咲くとは思いますが、その時まで見守るのが私達の役目です。

孫が生まれて気づくことが多くなりました。

キアリスの夢は私達の代で叶えられなくても、次の代が叶えてくれる。

すみれの話をじっくりと聞いていた大商社の社長コカドは、私とは違う!と言いながらも・・・

あなたたちの生き方は素敵な生き方だ、と感心していました。

 

yotube

そして次の朝、すみれは、良子、明美、君枝をレリビィに呼びますと、

話があるの!

話って何?

なんかな、なんか、もうそろそろやと思うの。

そろそろって引退ってこと?

私も考えていた・・・と明美。

明美ちゃんも?

私もそろそろやと思ってた。

家に帰りますと、紀夫も、僕もそろそろと思ってた。

いつまでも僕がいると、後から来るものが詰まってしまうような気がして・・・

とうとう、みんな引退しちゃうんだね~

四葉のクローバーも立派な仕事してきましたね。

いよいよべっぴんさんも最後に近づいてきましたね。

 

 

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