べっぴんさんのあらすじの第九話です




べっぴんさんのあらすじの第九話です。

ゆりちゃんと潔さんが結婚し、その結婚式には五十八の親戚も多く集まり中でも実兄との仲の悪さに「何かあったのかなー」って思うすみれでしたが、お婆ちゃんに聞いてわかりました。

お婆ちゃんは五十八は次男坊なので小さい頃から苦労してきたといいます。もともと五十八の実家は布を販売していた家でしたが、長男は店を継いだものの五十八は継げません。ちょっぴりお得意さんを分けてもらって小さく店を開いた程度。

分家ですね。

五十八は頑張って小さな分家を大きくして本家を追い越す勢いでした。ところが実兄の継いだ本家は思わしくありません。本家は家のために分家の開拓したお客を返せっていいます!

一生懸命開拓したお客さんを本家に返せ?自分の力で大きくしたお得意さんを返せ?

これには次男の五十八も激怒し、家を飛び出してしまいます。そこで、大阪にお店を開き、近江の布を売ることにしました。その頃結婚したはなと二人三脚での小さなお店からスタート。

体の弱いはなも一生懸命、五十八を支え、大きくした坂東営業部。

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そんな坂東営業部を継がすはずのゆりを嫁にやるなんて、とお婆ちゃんは言います。

五十八はきっと誰か家族に継がせたいと思ってたはず。でもね、ゆりちゃんの性格ではお父さんの手には負えなかったのですね。さっさと家を出てしまった。

さて、ゆりが出てった坂東家は食事も五十八とすみれの二人だけ。ひろーいテーブルにぽつりと二人。寂しいね~

ゆりは野上の家に入り坂東営業部に就職します。潔は出征しました。戦況はだんだん厳しくなってきます。女学校のすみれも後方支援として鉢巻に国民服を着ながら、裁縫をしています。

いつもの三人が裁縫しているとぽつりと多田良子が言います。「私、お見合いすすめられたの」って。「え?」驚いたすみれと君枝。その人な、優しいけど、15歳も上なのよ!

omiaishasin

うーん、家と家との結びつきには、個人の好き嫌いやどんな人かは関係なかったんですね。15歳上のおっさんからすると女学校卒業したばかりの若い子と結婚できるなんて、嬉しくってしょうがないでしょうね~。

度が過ぎると谷崎潤一郎の痴人の愛になっちゃうけどね。

家と家との間で揺れる個人間の思い。今は家という概念がとっても希薄なので、家より個人を優先させる憲法なので自由恋愛が可能になったのですね~

(たびたび書いていますが、憲法の自民党草案では家制度を復活させています。だから憲法改正は他人事ではないんですよ。注視していきましょうね。)

さて、多田良子の一言にびっくりした二人です。そのまま昭和18年を迎え、除夜の鐘は戦争に取られたため、除夜の鐘を聞けないまま新年を迎えてしまいました。

(つまり昭和17年の108の煩悩が残ったまま・・・なので悲劇は18年も続きます。戦争にお寺の鐘を持っていかなくてはいけないほどに追い詰められているのに、負けるってわかんなかったのかな~、負けて困るのは政府の高官だけ。戦争屋だけ。国民は全然困らないのにね~、原爆落とされるまで気が付かないなんて。敵国が原子力、こっちは人間爆弾(特攻隊・桜花)ではとっても勝ち目ないよね。そういうのわからないほど上はあほだったのかな~)

それでもまだ、晴れ着は着れて、いつもよりもきれいなすみれが朝起きてきて、「あけましておめでとうございます」。五十八も「おめでとう、すみれ、きれいやな」

でも、そんなすみれに婿を取らなければ、坂東家は跡継ぎ不在になります。そこで、五十八はすみれに婿取りのお見合いを提案。良家の三男坊だって言います。

すみれはお婆ちゃんからこの家の成り立ち、坂東営業部の苦労を聞いていました。お姉ちゃんがお嫁に行った後、この家を継ぐのは私だ!とある意味腹をくくっていたのです。はなの言ったとおり芯の通ったしっかりした子でした。

「ええよ、私、その人と結婚する!」って写真も見ないまま、五十八に言いました。五十八は次男坊だっただけに、次女への理不尽な対応(長女は恋愛結婚、次女は家のためのお見合い結婚)を申し訳なく思っていました。

ところが、五十八に「結婚する!」って言った、すみれ。五十八は「ええのか!」かえって驚きます。相手の人はお家は立派、後はどんな人か?良子ちゃんの相手は15歳上。

まあ、そんなもんか、15歳までだったら許容範囲か?そんな風に思っても気になるのはお相手。できればかっこいいイケメンがいいに決まってます!そこで、おそるおそる五十八に訪ねるすみれ。「・・・で、どんな人?・・・」

この人なんや・・・って見せてくれた写真には・・・

田中の典夫くんが載っていました。

イケメンでした。

幼馴染でした。

すみれに気がある子でした。

全然、ありでしょ\(-o-)/

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